システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」 の感想
参照データ
タイトル | システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 前野隆司 |
販売元 | 日経BP社 |
JANコード | 9784822249946 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 » オペレーションズ |
購入者の感想
教育的な観点にやや振ったビジネス本。
IDEO系と同様、イノベーションとデザイン思考を絡めた方法論が主体になっていて、どちらかというと論理や概念を理解させるのとあわせて、実際にワークショップなどをおこなう教育的な進め方を前提にしているようだ。
著者は慶大大学院のシステムデザインマネジメント研究科の教員でもある。
社会人学生が多く属しているということでもあり、そのような対象(決して若者であるとは限らない、社会的経験が一定量積まれている人たち)をターゲットにおいたうえで、そもそもデザイン思考とは、それを実行するための方法論は、さらにその背景にあるフィロソフィーは、といったあたりに重点をおいて比較的平易な言葉で説明が進められていく。
方法論のパートには、多少なりともイノベーティブな職場、職業であったり、クオリティ活動などが実施されている組織であれば、ある程度知っていておかしくない内容もかなり含まれている。が、そのあたりを整理し、シャイな日本人でも実行しやすいようにわざわざ「16の技法」といったくくりでまとめなおした、という感じであって、ちょっと便利なまとめになっていることは確かだ。
個人的にはパート3で語られるイノベーション哲学らしきものがもっとも身にしみた。
この社会を少しでもなんとかしなくてはいけませんね。
IDEO系と同様、イノベーションとデザイン思考を絡めた方法論が主体になっていて、どちらかというと論理や概念を理解させるのとあわせて、実際にワークショップなどをおこなう教育的な進め方を前提にしているようだ。
著者は慶大大学院のシステムデザインマネジメント研究科の教員でもある。
社会人学生が多く属しているということでもあり、そのような対象(決して若者であるとは限らない、社会的経験が一定量積まれている人たち)をターゲットにおいたうえで、そもそもデザイン思考とは、それを実行するための方法論は、さらにその背景にあるフィロソフィーは、といったあたりに重点をおいて比較的平易な言葉で説明が進められていく。
方法論のパートには、多少なりともイノベーティブな職場、職業であったり、クオリティ活動などが実施されている組織であれば、ある程度知っていておかしくない内容もかなり含まれている。が、そのあたりを整理し、シャイな日本人でも実行しやすいようにわざわざ「16の技法」といったくくりでまとめなおした、という感じであって、ちょっと便利なまとめになっていることは確かだ。
個人的にはパート3で語られるイノベーション哲学らしきものがもっとも身にしみた。
この社会を少しでもなんとかしなくてはいけませんね。
「新しいものを生みだそう」と集まった。
しかし、アイデアを出すにはどうしたら良いの?
その方法が分からない。これから先が大変そうだぁ。。。。
というモチベーションの人には最適な本。
キックオフとか、最初のミーティングでこの本を捲ってみると、
様々なツールのポイントの紹介や、実践している写真等で具体的なイメージもできる。
では、キックオフ後には役に立つのかというと・・・・・
併せて「アイデア・バイブル」のような決定版が無いと、
何も進められないのが現実なのではないだろうか。
しかし、なにより面白く読めるし、
「やってみよう!」という気持ちにさせる本ではありますので、
暗い顔をしているメンバーには、読ませたい本です。
しかし、アイデアを出すにはどうしたら良いの?
その方法が分からない。これから先が大変そうだぁ。。。。
というモチベーションの人には最適な本。
キックオフとか、最初のミーティングでこの本を捲ってみると、
様々なツールのポイントの紹介や、実践している写真等で具体的なイメージもできる。
では、キックオフ後には役に立つのかというと・・・・・
併せて「アイデア・バイブル」のような決定版が無いと、
何も進められないのが現実なのではないだろうか。
しかし、なにより面白く読めるし、
「やってみよう!」という気持ちにさせる本ではありますので、
暗い顔をしているメンバーには、読ませたい本です。