機動戦士ガンダム サンダーボルト 10 (ビッグコミックススペシャル) の感想
参照データ
タイトル | 機動戦士ガンダム サンダーボルト 10 (ビッグコミックススペシャル) |
発売日 | 2017-08-30 |
製作者 | 太田垣 康男 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784091896346 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
多くの僧を捕虜とし、ペカンバル基地にて補給と休養のスパルタン。辛くも脱出したダリルたちも
海中基地ドロスへ向けて帰還、しかし彼が今や南洋同盟の最高幹部であるクローディアを連行した
ことで波乱が……。
水上都市リグ制圧戦、各陣営のその後を描く10巻。熾烈な海中チェイスを展開した前巻に比べると
大きな戦闘もなく静かな溜めのパート。イオたちの模擬戦で賭けに興じるスパルタンの面々や機体
搬入のため慣れないアッガイの操縦をやらされるジャニスたちなどキャラ描写が生き生きとしている
一方で、主役二人にはやはり戦争というものの重みがのしかかる苦さ。クローディアと触れることで
自分の業に気づいてしまったダリル、クローディアがジオンの手に渡ったと知り大荒れのイオ。
戦争という過酷な環境に一見適合しているように見える人間が実は抱えている歪み、レヴァン・フウ
の示す道はその歪みを正すのか単につけこんでいるだけなのか。
サイコ・ザクがあるという秘密工場(?)の情報で動き出すスパルタンとジオン、しかし双方の
内部深くに南洋の手が回っているため波乱は確実。次巻は大きく動きそうで楽しみですが……
ダリルは“そちら” へ行ってしまうのかという懸念も…。
ビアンカは今回もいい女でしたが、株が上がるたびにいつか死にそうで怖い。
海中基地ドロスへ向けて帰還、しかし彼が今や南洋同盟の最高幹部であるクローディアを連行した
ことで波乱が……。
水上都市リグ制圧戦、各陣営のその後を描く10巻。熾烈な海中チェイスを展開した前巻に比べると
大きな戦闘もなく静かな溜めのパート。イオたちの模擬戦で賭けに興じるスパルタンの面々や機体
搬入のため慣れないアッガイの操縦をやらされるジャニスたちなどキャラ描写が生き生きとしている
一方で、主役二人にはやはり戦争というものの重みがのしかかる苦さ。クローディアと触れることで
自分の業に気づいてしまったダリル、クローディアがジオンの手に渡ったと知り大荒れのイオ。
戦争という過酷な環境に一見適合しているように見える人間が実は抱えている歪み、レヴァン・フウ
の示す道はその歪みを正すのか単につけこんでいるだけなのか。
サイコ・ザクがあるという秘密工場(?)の情報で動き出すスパルタンとジオン、しかし双方の
内部深くに南洋の手が回っているため波乱は確実。次巻は大きく動きそうで楽しみですが……
ダリルは“そちら” へ行ってしまうのかという懸念も…。
ビアンカは今回もいい女でしたが、株が上がるたびにいつか死にそうで怖い。