うまれかわったヘラジカさん (人生を希望に変えるニコラスの絵本) の感想

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ヘラジカさんにとっても似た6歳になる男子孫がいます。友達と気さくに交わることが出来ません。何だか構えてしまっています。多分意識過剰だと思います。そのような孫にこの本を読んで聞かせたところ、他人事のような反応でした。そこで何度も読んでヘラジカさんのことを一緒に話しました。そして何だか自分のことのようだと気付いてくれました。その効果が表れるまで少し時間がかかるでしょう。しかし、きっとヘラジカさんのとった行動を参考にしてくれると信じています。

スキーできるぞ　とみるか、寒くていやだ　とみるか。
同じ雪をみても人によって受止め方は様々。ヘラジカさんはいつも後者の側。
雨や風でも楽しんじゃう友達のクマやビーバーとは対照的です。

そんな彼が「崖から海にとびこんで遊ぼう」なんて軽く言うくらい
変わってしまうというお話。ヘラジカさんだって思ってた、このままじゃ
いけないと。だからたまたま見つけたきっかけに乗込むことができた。
後は風が後押し、出会いの支えもあって、もともと持ってた力を
解放してあげられるようになった。

できないんじゃなくて、やらなかっただけ。
この本との出会いも、そんなきっかけになるかもしれません。