火葬場のない町に鐘が鳴る時(7) (ヤングマガジンコミックス) の感想

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タイトル火葬場のない町に鐘が鳴る時(7) (ヤングマガジンコミックス)
発売日2016-11-18
製作者和夏弘雨
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

 三途龍寺の死闘の後、奥三途洲の廃墟群で目を覚ます勇人。傍らにいたのは冬雨と咲。
咲は語りだす、勇人が出た後、帰りを待つ自分と勇人の母の身に何があったのかを……。
 相変わらず展開は遅く、とうとう冒頭にて勇人の回想という形で今までのあらすじを入れる
ハメに(笑)。そして今回の話の半分はいかにして咲と勇人母が拉致されたかという顛末。
これがまた結構胸糞悪い。勇人の父親が言っていた「自分は人を殺した」の内容が明かされ
たのはまあ収穫ですが。また、わざわざ「奥三途洲にも10年前までは人が残っていた」と
示したのは何かの伏線か。話の進みが遅いから劇中はまだ2014年ですけど(笑)。
 この後、勇人が町を去ろうとする判断自体は間違いではないでしょうけど、勇人の両親が
死んだことをみんな知らないわけで、それを「どこに行ってしまったかわからないけど二人が
一緒なら大丈夫だろう」で済ませて探しもしないのはさすがに問題では……。
ドラゴンも交えて「三人で約束の場所へ行こう!」とかラブコメやってる場合かい(笑)。
 もちろんすんなり町からは出れない勇人。咲が思い出しかけた謎の記憶、なぜかごん子が
勇人に託した刀などまだまだ興味を引く点は多く先は楽しみですけど、時々キャラの言動が
おかしいのはネックか。それもまたこの町の狂気という感じもしますが。
 
 そういえばこの作品、1巻での勇人母の奇行の数々が祟ってさっさと見限った読者も多い
ようで、あれがこの作品を楽しめるかのふるいだったのかな…(笑)。

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