しっぽのはたらき (かがくのとも絵本) の感想

動物の絵の第一人者、薮内正幸さんの絵本です。細部まで細かに書かれた絵は大変リアルです。これはだれのしっぽかな？という感じでお話は展開していきます。見開きの右ページにしっぽが描いてあり、ページをめくるとその動物の顔や体が現れます。しっぽの働きやどんな風に使うのかが短い文章ではありますが大変わかりやすく書かれています。消して子供にこびた甘い絵ではありませんが、温かみのあるすばらしい絵本です。