御伽艶夜 ~かぐや皇子と花咲か小鬼~【イラスト入り】 (ビーボーイノベルズ) の感想
参照データ
タイトル | 御伽艶夜 ~かぐや皇子と花咲か小鬼~【イラスト入り】 (ビーボーイノベルズ) |
発売日 | 2017-07-06 |
製作者 | 犬飼のの |
販売元 | リブレ |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブノベルス |
購入者の感想
作家買い&イラスト買い。
犬飼さんと言えば、耽美設定な学園物や人外ファンタジーや、恐竜バトルが炸裂するエンターテイメントBLの印象が強いですが、この作品は耽美エンターテイメントと言いたくなる絶妙な融合作品でした。
月の世界は律令制の平安時代風で、当然耽美。
地球では現代で、お伽噺のキャラクターが各々の物語に絡んだ特殊能力で受けを捕獲しようとする所はエンタメ感たっぷりで、どちらも楽しめて美味しいです。
攻めの輝夜は、源氏物語の光の君を一途にしたような人物でした。感情表現が平安の男性風で、ちょっとオーバーな所が凄く楽しい。
地球ではスーツ姿なのに扇は手放さないなど、抜け感も含めて素晴らしきスーパー攻め様でした!!!
受けは身分の関係で恐縮しっぱなしだけど、賢いし健気だし、辛い目に遭っても折れない強さがあります。攻めの好きな花や攻めのプライドや輝きを守る為に、何もかも捧げる献身的な所がとても良かった。
そんな受けですが、月に居た頃は攻めの心を無自覚に傷つけていて、受けが遠慮することで、攻めは愛されてないと勘違い→受けにツンツン→反省→なんてやり取りが、シリアスなのに可笑しみがあって切なくて、まさに萌えキュン!!!
全体的に犬飼さんにしてはソフトだけど、搾取される鬼の悲哀なんかも胸に沁みて、攻めの愛の深さや皇子としての生き様はアッパレだし、最初から最後まで楽しめる贅沢な一冊でした!!!
犬飼さんと言えば、耽美設定な学園物や人外ファンタジーや、恐竜バトルが炸裂するエンターテイメントBLの印象が強いですが、この作品は耽美エンターテイメントと言いたくなる絶妙な融合作品でした。
月の世界は律令制の平安時代風で、当然耽美。
地球では現代で、お伽噺のキャラクターが各々の物語に絡んだ特殊能力で受けを捕獲しようとする所はエンタメ感たっぷりで、どちらも楽しめて美味しいです。
攻めの輝夜は、源氏物語の光の君を一途にしたような人物でした。感情表現が平安の男性風で、ちょっとオーバーな所が凄く楽しい。
地球ではスーツ姿なのに扇は手放さないなど、抜け感も含めて素晴らしきスーパー攻め様でした!!!
受けは身分の関係で恐縮しっぱなしだけど、賢いし健気だし、辛い目に遭っても折れない強さがあります。攻めの好きな花や攻めのプライドや輝きを守る為に、何もかも捧げる献身的な所がとても良かった。
そんな受けですが、月に居た頃は攻めの心を無自覚に傷つけていて、受けが遠慮することで、攻めは愛されてないと勘違い→受けにツンツン→反省→なんてやり取りが、シリアスなのに可笑しみがあって切なくて、まさに萌えキュン!!!
全体的に犬飼さんにしてはソフトだけど、搾取される鬼の悲哀なんかも胸に沁みて、攻めの愛の深さや皇子としての生き様はアッパレだし、最初から最後まで楽しめる贅沢な一冊でした!!!