夢の雫、黄金の鳥籠(10) (フラワーコミックスα) の感想

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参照データ

タイトル夢の雫、黄金の鳥籠(10) (フラワーコミックスα)
発売日2017-08-25
製作者篠原千絵
販売元小学館
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

連載途中でヒュッレムのことを調べたことがあったので、のちに二人が対立することは知っていました。
一度は愛した人と敵対関係になるなんて素敵すぎる!と毎回わくわくしながら買っていました。
ようやくここまで来た!と思ったもののいくつか腑に落ちない点が…。

ヒュッレムが父親のはっきりしないメフメト皇子を産んでから、一度もスレイマンに申し訳ないと思わないことがずっと疑問でした。
イブラヒムとの過ちの一夜よりそちらのほうが大問題な気がします。
愛してなくても尊敬はしているはずなのに。
平和な後宮を作りたいはずの当人が最大の爆弾を抱えています。

今回、イブラヒムがメフメト皇子を拒絶します。
彼がスレイマンに忠実なことを知っているのに、メフメト皇子を次期皇帝に押してくれるはずだとヒュッレムが疑いもなく信じていたことも謎でした。イブラヒムから本音を聞かされなくても、頭のよいヒュッレムならわかりそうなものなのに。

また序盤でヒュッレムが唐突にスレイマンを男性として意識しはじめます。
そういう展開も悪くないけど、なぜいきなり!?
後半、ヒュッレムの「誰に皇帝の座を継がせたいか」という問いに、スレイマンが「能力のあるものが継げばよい」と答えます。
まるでメフメト皇子がスレイマンの子供でなくても、能力さえあれば後継者として認めてくれるというような意味にも取れるので、そのあとにヒュッレムがスレイマンを愛し始めたら素敵だったんだけどと思ったり。(個人的な感想です)

巻末のおまけ漫画は、ギュルバハル様の一日でした。
彼女が自分を賢夫人だと思っていることが驚きでした。
側室を暗殺しまくった過去は忘れたのでしょうか? 笑
 
わたしは絵には詳しくないのですが、9巻以前の他の方のレビューを読んで、カットの使いまわしが多いとありました。
今回、この感想を書くために何冊か読み返すと、イブラヒムとの過ちの一夜の絵が何回も出てくるので、それにはさすがにうんざりしました。

今後、イブラヒムとヒュッレムがどう対決していくのかが楽しみです!

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