The Other Side of Midnight の感想
参照データ
タイトル | The Other Side of Midnight |
発売日 | 2012-06-07 |
製作者 | Sidney Sheldon |
販売元 | HarperCollins |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | Literature & Fiction » Authors, A-Z » ( S ) » Sheldon, Sidney |
購入者の感想
NHKでドラマ化されたのを見て、読んでみようと思ったのがきっかけでしたが、ドラマとは全く違う登場人物の生き生きとした人格描写にまず引き込まれてしまいました。ノエルもキャサリンも、意志が強く行動力があって、不遇にあっても自ら人生を切り開いていくことが出来るような魅力的な女性。1人のプレーボーイ・ラリーとの出会いが二人の運命を変えてゆきます。
2人の女性の生い立ちがつづられる前半は、シリアスなノエルの章と、真剣に生きているのにどこかユーモラスで笑ってしまうキャサリンの章が交互に現れます。ノエルの章を読んで涙ぐんだと思ったら、キャサリンの想像力と現実とのギャップに電車の中であるのを忘れて思わず笑ってしまいました。
そんな無垢であどけない印象の残るキャサリンが飲み込まれてゆく陰謀の罠。くもの巣のように張られたノエルの罠にラリーとキャサリンは飲み込まれてゆきます。ノエルのパトロンでもある、大財閥を率いるデミリスは、ノエルとラリーとの関係を知ってどう2人を遇するのか。最後の1ページまで事件の真相は謎に包まれたままです。
実は英語のペーパーバックを最後まで読みきったのはこの本が初めてでした。本当に最後までスリルを味わいながら読むことが出来る本だったと思います。
2人の女性の生い立ちがつづられる前半は、シリアスなノエルの章と、真剣に生きているのにどこかユーモラスで笑ってしまうキャサリンの章が交互に現れます。ノエルの章を読んで涙ぐんだと思ったら、キャサリンの想像力と現実とのギャップに電車の中であるのを忘れて思わず笑ってしまいました。
そんな無垢であどけない印象の残るキャサリンが飲み込まれてゆく陰謀の罠。くもの巣のように張られたノエルの罠にラリーとキャサリンは飲み込まれてゆきます。ノエルのパトロンでもある、大財閥を率いるデミリスは、ノエルとラリーとの関係を知ってどう2人を遇するのか。最後の1ページまで事件の真相は謎に包まれたままです。
実は英語のペーパーバックを最後まで読みきったのはこの本が初めてでした。本当に最後までスリルを味わいながら読むことが出来る本だったと思います。