博物館のファントム 箕作博士のミステリ標本室 の感想
参照データ
タイトル | 博物館のファントム 箕作博士のミステリ標本室 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 伊与原 新 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784087715453 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » ミステリー・サスペンス・ハードボイルド |
購入者の感想
自然史博物館に棲んでいるファントム、片付けられない男:箕作類と、片付け魔なバーコードレディー:池之端環。
偏屈な(でも実は結構イケメン?)博士と勝ち気女子・・という、テレビドラマっぽいコンビのライトミステリー。
個人的に「本格推理には、絶対男コンビ!」派なため、その点で躊躇した1冊。
(だって… 探偵助手が若い女だと、終盤は必ずラブモード添加されてゆくんだもん…)
収録作は、
1「呪いのルビーと鉱物少年」
2「ベラドンナの沈黙」
3「送りオオカミと剥製師」
4「マラケシュから来た化石売り」
5「死神に愛された甲虫」
6「異人類たちの子守唄」
自分的に一番面白かったのが、「1」。事件の経緯とカラクリは早々に察しつくものの、オチが学術的かつ明解でナイス。
しかし、「2」のオチが頂けない。
「3」「4」「5」は、ヴィジュアルイメージが広がり、オチも及第点。
「6」は好みの問題??
特筆すべきは、造本!
ソフトカバー装丁の、砂壁みたいな風合いの遊び紙から、革装本の表紙を思わせる中扉、
目次頁と各話の扉の緻密なカットと味のある刷りが、ナイス☆。
(その味わいで、☆4つつけました)
偏屈な(でも実は結構イケメン?)博士と勝ち気女子・・という、テレビドラマっぽいコンビのライトミステリー。
個人的に「本格推理には、絶対男コンビ!」派なため、その点で躊躇した1冊。
(だって… 探偵助手が若い女だと、終盤は必ずラブモード添加されてゆくんだもん…)
収録作は、
1「呪いのルビーと鉱物少年」
2「ベラドンナの沈黙」
3「送りオオカミと剥製師」
4「マラケシュから来た化石売り」
5「死神に愛された甲虫」
6「異人類たちの子守唄」
自分的に一番面白かったのが、「1」。事件の経緯とカラクリは早々に察しつくものの、オチが学術的かつ明解でナイス。
しかし、「2」のオチが頂けない。
「3」「4」「5」は、ヴィジュアルイメージが広がり、オチも及第点。
「6」は好みの問題??
特筆すべきは、造本!
ソフトカバー装丁の、砂壁みたいな風合いの遊び紙から、革装本の表紙を思わせる中扉、
目次頁と各話の扉の緻密なカットと味のある刷りが、ナイス☆。
(その味わいで、☆4つつけました)