山人として生きる 8歳で山に入り、100歳で天命を全うした伝説の猟師の知恵 (角川文庫) の感想

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参照データ

タイトル山人として生きる 8歳で山に入り、100歳で天命を全うした伝説の猟師の知恵 (角川文庫)
発売日2017-03-25
製作者志田 忠儀
販売元KADOKAWA
JANコード9784041053799
カテゴリ »  » ジャンル別 » 文学・評論

購入者の感想

山形の朝日連峰の里に生まれ育った志田氏の等身大の自伝です。
熊撃ち、カモシカやテン、ウサギなど野生動物、渓流の魚、山菜、茸、野の花に樹木などの自然、山岳や渓谷などの地理、幼少期の生活と戦争体験、労働、それから国立公園管理に自然保護活動、登山小屋に遭難者の救助・・・ほんとうにたくさんの話題が出ます。しかし、整然と章分けされており大変に読みやすいです。誇張することなく等身大のタッチで興味を惹きつけ、なおかつ平易な文章で書かれていますので、小学校高学年から読めるかと思います。

近年、生態系サービスや持続可能な開発のための教育など、自然はどうもややこしい側面から(どちらかというと押しつけがましい様相をもって)語られますが、それ以前に、『自然は人類が脈々と生命を受け継ぐ手段であり、また自然の上に人類が成立している』ことを肌身に感じることができると思います。

私は熊撃ちの興味から入りましたが、釣り(タキタロウでピンときたら必読)、里山の生活、自然保護、環境教育、どの分野の興味から入っても楽しめると思います。

得られる知識だけでも600-700円の価値は十分にありますし、根底の考え方や価値観の形成はプライスレスかと思います。
最近読んだ本では一番のお薦めです。

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