出雲と大和――古代国家の原像をたずねて (岩波新書) の感想
参照データ
タイトル | 出雲と大和――古代国家の原像をたずねて (岩波新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 村井 康彦 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784004314059 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般 |
購入者の感想
老齢の学者が、学問の常道を通らずに自分の考えを述べていく出雲論。間違いもあるだろうし、証拠を固めた強固なストーリーでもありませんが、それだけに(現役の生臭い学者の「自分に都合の悪いところだけは書き間違いだと言って全く顧みないような」生硬な議論とは全く違う)驚くべき新説を、暖炉の前で穏やかに聞いているような、楽しい気分になる本。何回読んでも面白く発見のある、良書だと思います。
伊勢神宮参拝をきっかけに古代史に興味を持ち、崇神・垂仁天皇の御世を
中心にあれこれ読んでいます。この本と出会い、ますます古代史の魅力と
その奥深さに引き込まれています。推測の多い他の本と違い、この本は
学術的側面も踏まえているので、本当に読み応えのあるものです。
神様の亦の名の多さには、悩まされますが、この本には分かり易く解説
してあり、系図もあるので大変参考になりました。
中心にあれこれ読んでいます。この本と出会い、ますます古代史の魅力と
その奥深さに引き込まれています。推測の多い他の本と違い、この本は
学術的側面も踏まえているので、本当に読み応えのあるものです。
神様の亦の名の多さには、悩まされますが、この本には分かり易く解説
してあり、系図もあるので大変参考になりました。