Re:ゼロから始める異世界生活13 (MF文庫J) の感想

Web版を全て読破したものです。そんな私からまずこの巻を言うと、大幅にカットしてぎちぎちに詰め込んだのが印象です。
オットーとガーフィールの表紙の時点である程度まで予想をしていましたが、まさかあそこまで進むとは思ってもいませんでした。まさかの大幅カットで詰め込みです。
しかし、内容は色々カットされていましたが、全体的には違和感はなく面白かったです。まあ、いくつかこれはあった方が良かったんじゃないのかなぁと思う場面もありましたが、それはWeb版を読んでもらうか脳内補完をして貰うことになるかもしれません。ですが、読まなくても全体的に不都合はないと思われます。リゼロの章で一番長い章なので、カットしなければダレていた可能性もあったので、これは英断であると思いました。ただ、聖域の過去は個人的に好きな話だったので、やって欲しいとは思っています。もしかしたらEXで出る可能性もあるのかな？
そんな大幅カット詰め込みのこの巻ですが、前述の通り不満はほぼありません。前回のあの衝撃的な引きから始まる前半の魔女の茶会の続きとオットーの活躍、スバルのエミリアに対する揺るがぬ気持ち、ガーフィールの過去など魅力が大いに詰まっています。
色々と見所はあると思いますが、今回は表紙がオットーとガーフィールという初男だけである事から今回はリゼロの男達が熱いです！
あの軟弱そうなオットーも本気を出します。ちょいちょい活躍するけど、基本いじられキャラな影薄オットーさんの本気はこの巻において非常に見所です。読めばきっとオットーというキャラを好きになると思います。