フィギュアライズスタンダード ドラゴンボール 超サイヤ人3 孫悟空 色分け済みプラモデル の感想

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よく特徴を捉えた頭部ではありますが・・・あとは付属品含め、まんま1作目と同じ。
どちらか一方でもアンダーシャツ姿にするとかの工夫もなく、黒髪悟空が出る時も首上だけ新造でまた同じ体の商品を買うことになるんでしょうか？
手頃なサイズと価格帯だからこそ集める楽しみがあるシリーズだと思っていたのに残念。
眉の別パーツ化が不要になっているのに髪のボリュームアップ分だけでセルと同価格だなんて割高感しか感じません。
悟飯の時と同様にかめはめ波もパワーアップが感じられずハンドパーツまでそっくりそのまま。
新規ランナーに肌色があるんだからせめて左手瞬間移動のハンドパーツくらい付けてくれてもバチは当たらなかったんじゃないかなぁ？
だって原作漫画終盤ってほとんど左手で瞬間移動ポーズとってるし、新製品なんだから流用主体でもちょっとくらいサービスしてほしかった。
結局、肌色ランナーから自作しましたけどね。

さて、組み立ては当然1作目の超悟空と基本同じ事をしています。
カクカクした皺表現をペーパーあててダルくしてシールは使わず部分塗装に墨入れつや消しって具合です。

超3悟空ならではの注意点としては長髪化に伴い、かなり重くなっている点。
素立ちでは前傾気味にしないと後へひっくり返りますし、顔は直ぐに見上げたがるようになるので首周り関節の渋さ調整が必須になっています。
具体的にはつや消し吹いた位じゃ髪の重さに負けるんで、ランナーが入っていた（手で開けにくい方の）袋を切り出して挟んだりしてキツくするといいです。

総評としては全体的に出来は良いし、あの髪型ゆえにポージングは多少制限されるものの、超サイヤ人3が好きな人なら買わずにはいられないでしょう。
まぁ、ここまで流用地獄にするんなら黒髪、超、超2、超3の頭部全部付けて出してくれってのが正直な気持ちですがね。