グランクレスト・リプレイ ノートリアス 霧覆う魔境の島 (富士見ドラゴンブック) の感想
参照データ
タイトル | グランクレスト・リプレイ ノートリアス 霧覆う魔境の島 (富士見ドラゴンブック) |
発売日 | 2015-04-24 |
製作者 | 柳田 真坂樹 |
販売元 | KADOKAWA / 富士見書房 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
グランクレストリプレイ第三弾。
これまでのリプレイのような、国同士がぶつかるタイプではなく、パーティーと開拓団が敵として投影体の巨人族のいる離島の荒野を開拓していくお話。
というわけで、筋立て自体はそんなに面白いというわけではないのですが、題記にも書いたように、キャラクター、特にヒロインが素敵。
魅せるといっても、色艶を感じさせる方向ではなく、「過去に虐殺の罪で幽閉されていたロードが、クレストに従属させられて」離島に行くという陰のある設定。
その設定を生かした巧みなプレイング、計算高いリアリストであっても狡さではなく、強かというか目的に殉じる美しさを感じさせる部分が見所。
イラスト化される「鞭打ち場面」も、指定した人、良くわかってる。
ヒロインが一つ抜けていますが、他のキャラクターもそれなりに個性的で記憶に残ります。
「水野良先生監修のTRPGで<エルフは人を喰いません>」
「俺のリプレイに出てくるエルフはみんなこんなのばっかだ」(D&Dリプレイの、次世代エルフのスタンダード参照)
一冊でまとまっていますが、読み応えのある巻です。
これまでのリプレイのような、国同士がぶつかるタイプではなく、パーティーと開拓団が敵として投影体の巨人族のいる離島の荒野を開拓していくお話。
というわけで、筋立て自体はそんなに面白いというわけではないのですが、題記にも書いたように、キャラクター、特にヒロインが素敵。
魅せるといっても、色艶を感じさせる方向ではなく、「過去に虐殺の罪で幽閉されていたロードが、クレストに従属させられて」離島に行くという陰のある設定。
その設定を生かした巧みなプレイング、計算高いリアリストであっても狡さではなく、強かというか目的に殉じる美しさを感じさせる部分が見所。
イラスト化される「鞭打ち場面」も、指定した人、良くわかってる。
ヒロインが一つ抜けていますが、他のキャラクターもそれなりに個性的で記憶に残ります。
「水野良先生監修のTRPGで<エルフは人を喰いません>」
「俺のリプレイに出てくるエルフはみんなこんなのばっかだ」(D&Dリプレイの、次世代エルフのスタンダード参照)
一冊でまとまっていますが、読み応えのある巻です。