イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすすめ: 他人にも感情にも振り回されない方法 の感想
参照データ
タイトル | イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすすめ: 他人にも感情にも振り回されない方法 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 玉川 真里 |
販売元 | 誠文堂新光社 |
JANコード | 9784416617649 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
書店で表紙の絵が気になり、冒頭だけ読もうと思ったらついハマッてしまった。非常によくできた「はじめに」である。
最近、「他人に振り回される」や「感情に振り回される」といったタイトルの本が増えてきて、「じゃあどうすれば?」と漠然と思っていました。他人や感情と無関係に生きるなんて誰にもできませんから。
それをこの、元自衛隊の臨床心理士の玉川さんは、「自分思考」という考え方で解決策を提示してくれています。
でもそれは他人の言動や自分の感情を無視するのではなく、それらを認知したうえで、「自分がどうしたいか」を大事にして選択・行動をしていくということのようです。
きっと、他人や感情に振り回されそうになったら、すぐに反応して行動してしまわないで、「自分がどうしたいか」を問う「間」を持ちなさい、ということなのだと私は理解しました。
第3章では、なかなか壮絶な著者の生い立ちも語っています。自身の発達の凸凹、自衛隊時代の上司の自殺、うつ、閉鎖病棟への強制入院、そこからの転機など、はたから見ると、よくそこから「人を救う側」に転身できたな、と感じました。でもむしろ、どん底を見た人だからこその説得力があるのでしょう。自衛隊での臨床心理士時代には部屋の前に行列ができたそうです。
「自分思考」、ものすごく突飛な考え方ではないですが、でもじつはこういう実直な思考法が、意外にしっくりくるような気がします。
最近、「他人に振り回される」や「感情に振り回される」といったタイトルの本が増えてきて、「じゃあどうすれば?」と漠然と思っていました。他人や感情と無関係に生きるなんて誰にもできませんから。
それをこの、元自衛隊の臨床心理士の玉川さんは、「自分思考」という考え方で解決策を提示してくれています。
でもそれは他人の言動や自分の感情を無視するのではなく、それらを認知したうえで、「自分がどうしたいか」を大事にして選択・行動をしていくということのようです。
きっと、他人や感情に振り回されそうになったら、すぐに反応して行動してしまわないで、「自分がどうしたいか」を問う「間」を持ちなさい、ということなのだと私は理解しました。
第3章では、なかなか壮絶な著者の生い立ちも語っています。自身の発達の凸凹、自衛隊時代の上司の自殺、うつ、閉鎖病棟への強制入院、そこからの転機など、はたから見ると、よくそこから「人を救う側」に転身できたな、と感じました。でもむしろ、どん底を見た人だからこその説得力があるのでしょう。自衛隊での臨床心理士時代には部屋の前に行列ができたそうです。
「自分思考」、ものすごく突飛な考え方ではないですが、でもじつはこういう実直な思考法が、意外にしっくりくるような気がします。