やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫) の感想
参照データ
タイトル | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 渡 航 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784094516746 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
八幡が春乃に言った三角関係はあながち間違えてないことが今回の巻でハッキリした。
どちらかを選ぶしかなくどちらかを選べば今までの関係ではいられなくなる。またどちらかを選ばなければ八幡の望む本物は得ることができず偽物を取り繕うことになる。
私としてはこの関係が続くことを願っていたので悲しい。
最後に、写真隠しちゃうゆきのんかわわ!春乃の言う通り中身は普通の女の子!スペックが先行しているが中身はJKなのでゆきのんにとって良い結末を望みたいもの。
ガハマさんは本当に優しいと思った。
拙い文書でごめんね!アヘアヘ!
どちらかを選ぶしかなくどちらかを選べば今までの関係ではいられなくなる。またどちらかを選ばなければ八幡の望む本物は得ることができず偽物を取り繕うことになる。
私としてはこの関係が続くことを願っていたので悲しい。
最後に、写真隠しちゃうゆきのんかわわ!春乃の言う通り中身は普通の女の子!スペックが先行しているが中身はJKなのでゆきのんにとって良い結末を望みたいもの。
ガハマさんは本当に優しいと思った。
拙い文書でごめんね!アヘアヘ!
今までと少し作風が変わって、結衣のことがいとおしく思えます。早く続きがみたいです。
11巻の発売が2015年6月24日。実に2年待たされました。ですが待ったかいがあったな、と素直にそう思える内容ではありました。
間が間だけに物語にすっと入り込めるか心配でしたがいざ読み始めたら割とすんなり読み進められました。
忘れてて何箇所か「あれ?こんな付箋あったっけ?」ってなったのは事実ですが。(笑)
今回が最終巻ではないかという話があったりしましたが結論としてはまだまだ続きそうです。
少なくとも次巻、おそらくは次の次の巻までは続くと思われます。
中々濃い内容ではありましたが見どころをあまりネタバレにならない程度にご紹介したいと思います。
・奉仕部三人の涙
今回は場面は違いますが八幡、雪乃、結衣の三人が涙を流すシーンがあります。(一名は厳密には流してませんが)
これが一番印象的でした。キーワードにするなら八幡は愛、雪乃は決意、結衣は健気…ですかね。(結衣が一番難しいです)
涙というのは感情そのものと言えますが、文字通り全て大きな山場となる場面なので注目です。
・陽乃と八幡の二度の会話
不穏な雰囲気を出す筆頭でもある陽乃ですが今回もやってくれます。二回ほど、八幡と二人で会話する場面があるのですが
前半と後半で状況や雰囲気が全く違い、その対比に注目です。特に後半では奉仕部の三人の関係性にズバリ切り込み、
「本物」並みのパワーワードも飛び出します。
・小町の受験と川崎姉妹
前半は小町の受験をめぐっての流れが主です。いつもの兄妹漫才や11巻で登場した川崎姉妹と出会ったりします。(かわいい)
そんな中小町が思わぬ行動に出るシーンがあります。いつも無邪気で明るい小町らしからぬ行動。八幡の反応も含めて感動しました。
結果も勿論この巻で出ますが、それはご自分の目で。しかし小町といい川崎姉妹といい可愛いって正義だなって思いました。(←
・一色いろはの依頼と存在感
地味にファンが多いあざといろはすこと一色いろは。今回は彼女が卒業生への謝恩会で「プロム」をやりたいという提案をしてきます。
間が間だけに物語にすっと入り込めるか心配でしたがいざ読み始めたら割とすんなり読み進められました。
忘れてて何箇所か「あれ?こんな付箋あったっけ?」ってなったのは事実ですが。(笑)
今回が最終巻ではないかという話があったりしましたが結論としてはまだまだ続きそうです。
少なくとも次巻、おそらくは次の次の巻までは続くと思われます。
中々濃い内容ではありましたが見どころをあまりネタバレにならない程度にご紹介したいと思います。
・奉仕部三人の涙
今回は場面は違いますが八幡、雪乃、結衣の三人が涙を流すシーンがあります。(一名は厳密には流してませんが)
これが一番印象的でした。キーワードにするなら八幡は愛、雪乃は決意、結衣は健気…ですかね。(結衣が一番難しいです)
涙というのは感情そのものと言えますが、文字通り全て大きな山場となる場面なので注目です。
・陽乃と八幡の二度の会話
不穏な雰囲気を出す筆頭でもある陽乃ですが今回もやってくれます。二回ほど、八幡と二人で会話する場面があるのですが
前半と後半で状況や雰囲気が全く違い、その対比に注目です。特に後半では奉仕部の三人の関係性にズバリ切り込み、
「本物」並みのパワーワードも飛び出します。
・小町の受験と川崎姉妹
前半は小町の受験をめぐっての流れが主です。いつもの兄妹漫才や11巻で登場した川崎姉妹と出会ったりします。(かわいい)
そんな中小町が思わぬ行動に出るシーンがあります。いつも無邪気で明るい小町らしからぬ行動。八幡の反応も含めて感動しました。
結果も勿論この巻で出ますが、それはご自分の目で。しかし小町といい川崎姉妹といい可愛いって正義だなって思いました。(←
・一色いろはの依頼と存在感
地味にファンが多いあざといろはすこと一色いろは。今回は彼女が卒業生への謝恩会で「プロム」をやりたいという提案をしてきます。
過不足なく書いて余韻をすっと断ち切る終わりかた。
これ、素晴らしいですよ。
色々宿題を残したようでいて大事な事は書ききってる。
こんな美しい終わり方ってラノベじゃなかなかお目にかからない。
とても素晴らしい物を読ませて頂きました。感謝。
もうね、これ以上は蛇足だと思うの。これで最終巻なら名作になれた。
なんだろう、エヴァがあれで終わったから名作足りえた、みたいな。
次巻が見たい様な見たくないような・・・・
これ、素晴らしいですよ。
色々宿題を残したようでいて大事な事は書ききってる。
こんな美しい終わり方ってラノベじゃなかなかお目にかからない。
とても素晴らしい物を読ませて頂きました。感謝。
もうね、これ以上は蛇足だと思うの。これで最終巻なら名作になれた。
なんだろう、エヴァがあれで終わったから名作足りえた、みたいな。
次巻が見たい様な見たくないような・・・・
何をするか超不明な「奉仕部」に学校になじめない面々が入っているラノベ
凄く久しぶりです。ラノベだと作者のやる気に関係なく打ち切りや中断が
多くある中、2年も空いたとはいえ戻ってきてくれたのがうれしいです
俺ガイルの12巻目です。感覚としてはもっと巻が進んでいるような気がしていたのですが
内容が濃密なせいかあまり巻が進んでいないですね。
この巻は、さすがに前作から2年も空いたこともあり、前巻のフリの回収が丁寧に
フォローされています。タイミングとしては、妹の高校受験シーズンで
八幡と同じ所に入学しようとまさに苦闘する姿を通じて、あぁ、小町ちゃんって
こんなにけなげなんだとかいろいろなところを思い出させるようになっています。
そしてこの巻のメイン、1年の生徒会長からプロムの開催希望が来て、
いろいろな経緯があり受けることになったもののというのが
この巻の流れです。
いつまでも変わらない話を期待しているものの当然ながら、先生という公務員な
平塚先生をはじめ、いろんな関係が変わる中、必死に「本物」をつかみに
変わろうとしている群像を描いています。メンバーは一通り出てくるのですが
この巻はとくに雪乃の姉、大学生でOGの陽乃が多く絡んできて
この物語が不安定な方向で大きく動く予感がします。
ひさしぶりに読むことができたこのシリーズ、シリアス系にめいっぱい振ってしまったのは
一部のファンにとって残念かと思うのですが、読むことができただけでも
とてもうれしいです。
凄く久しぶりです。ラノベだと作者のやる気に関係なく打ち切りや中断が
多くある中、2年も空いたとはいえ戻ってきてくれたのがうれしいです
俺ガイルの12巻目です。感覚としてはもっと巻が進んでいるような気がしていたのですが
内容が濃密なせいかあまり巻が進んでいないですね。
この巻は、さすがに前作から2年も空いたこともあり、前巻のフリの回収が丁寧に
フォローされています。タイミングとしては、妹の高校受験シーズンで
八幡と同じ所に入学しようとまさに苦闘する姿を通じて、あぁ、小町ちゃんって
こんなにけなげなんだとかいろいろなところを思い出させるようになっています。
そしてこの巻のメイン、1年の生徒会長からプロムの開催希望が来て、
いろいろな経緯があり受けることになったもののというのが
この巻の流れです。
いつまでも変わらない話を期待しているものの当然ながら、先生という公務員な
平塚先生をはじめ、いろんな関係が変わる中、必死に「本物」をつかみに
変わろうとしている群像を描いています。メンバーは一通り出てくるのですが
この巻はとくに雪乃の姉、大学生でOGの陽乃が多く絡んできて
この物語が不安定な方向で大きく動く予感がします。
ひさしぶりに読むことができたこのシリーズ、シリアス系にめいっぱい振ってしまったのは
一部のファンにとって残念かと思うのですが、読むことができただけでも
とてもうれしいです。
比企谷くんの考え方は、最早社会人の考え方。決して高校生のものではなく、作者の社会人経験をそのまま反映していると思う。
この作品の醍醐味主人公が孤高でなきゃ!全て自分でやれないと?人としてどうよ、との根底に固執し過ぎて作品が重く、主人公達みんな逃げ道が無く、可愛そう。
何故そんなに完璧が賞賛されているのか、理解に苦しむ。
本物が欲しいと、本物は何かも語られていない。
本物って言った時点で本物ではなくなるし、もしあったとしても本物は人それぞれ。比企谷くんの本物とはなんなのか?
不完全な未熟な自分を認めながら、否定しないで、それでも成長していくのが大人になっていくことなのでは?
寛容になることが成長だと思うのだが。
雪ノ下さんは、何故そんなに変りたいの?完璧に自立しなければ、いけないの?私を助けてねという言葉は、本心ではないの?気持ちはわかるけど姉と比べられるからって、どうでもいいじゃん。
由比ヶ浜さんは、なんで彼に対してあきらめちゃうの?それこそ正直に向き合っていけばと思うけど、あまりに優しいからかな。雪ノ下さんのことを考えてかな。なんて愛すべき人物。本当に幸せになって欲しい。
陽乃さん、育った環境可愛そうと個人的に思うけど、共依存関係まで、あの三人はいっていないよ。共依存はもっと人として、支障を来たす場合を言うから。三人は関係性としての、役割をはたしてるだけ。大袈裟。いつもなにかを演じていて、一番可哀想な人。
最後に最終巻に期待を。
比企谷くんが超お兄様っぷりを斜め超上から、どんでん返しして欲しい。呆れるほど。で、雪ノ下さんを助けてあげて。で由比ヶ浜さんともたくさん話してあげて。
もう決してボッチじゃないんだから。
この作品の醍醐味主人公が孤高でなきゃ!全て自分でやれないと?人としてどうよ、との根底に固執し過ぎて作品が重く、主人公達みんな逃げ道が無く、可愛そう。
何故そんなに完璧が賞賛されているのか、理解に苦しむ。
本物が欲しいと、本物は何かも語られていない。
本物って言った時点で本物ではなくなるし、もしあったとしても本物は人それぞれ。比企谷くんの本物とはなんなのか?
不完全な未熟な自分を認めながら、否定しないで、それでも成長していくのが大人になっていくことなのでは?
寛容になることが成長だと思うのだが。
雪ノ下さんは、何故そんなに変りたいの?完璧に自立しなければ、いけないの?私を助けてねという言葉は、本心ではないの?気持ちはわかるけど姉と比べられるからって、どうでもいいじゃん。
由比ヶ浜さんは、なんで彼に対してあきらめちゃうの?それこそ正直に向き合っていけばと思うけど、あまりに優しいからかな。雪ノ下さんのことを考えてかな。なんて愛すべき人物。本当に幸せになって欲しい。
陽乃さん、育った環境可愛そうと個人的に思うけど、共依存関係まで、あの三人はいっていないよ。共依存はもっと人として、支障を来たす場合を言うから。三人は関係性としての、役割をはたしてるだけ。大袈裟。いつもなにかを演じていて、一番可哀想な人。
最後に最終巻に期待を。
比企谷くんが超お兄様っぷりを斜め超上から、どんでん返しして欲しい。呆れるほど。で、雪ノ下さんを助けてあげて。で由比ヶ浜さんともたくさん話してあげて。
もう決してボッチじゃないんだから。
1ページから、この至福の時が終わりに近づいていく寂しさを感じながら読んだ! そしてそれはすぐ終わった! 次作まで待てません!