君の膵臓をたべたい(上) (アクションコミックス(月刊アクション)) の感想
参照データ
タイトル | 君の膵臓をたべたい(上) (アクションコミックス(月刊アクション)) |
発売日 | 2017-02-10 |
製作者 | 桐原 いづみ |
販売元 | 双葉社 |
JANコード | 9784575849257 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
長い人生を生きていると必然的に様々な関係を持つ人々の死を見ることになります。それらの人々の最後の瞬間に立ち会ってみると最後に持って行けるものは周囲の人々との触れ合いの記憶だけなのだなぁと感じます。今はスマホという便利な道具があるので上辺だけの友人は幾らでも作れるのですが生と死という重いテーマについて本音を言い合える友人を持つことは難しいです。桜良さんも自分の死を覚悟して初めて本当の友人を持とうと努力しそれを得た結果、次の段階としての恋人という関係を意識して、その瞬間に死という物の残酷さを理解したのだろうと思います。
コミック化にあたり上下2巻に収めるのは無理があったのかも知れませんが話の流れに不自然さは感じませんので、まずこのコミックを読んで面白いと思ったら小説版を読んでみると良いのではないでしょうか?
コミック化にあたり上下2巻に収めるのは無理があったのかも知れませんが話の流れに不自然さは感じませんので、まずこのコミックを読んで面白いと思ったら小説版を読んでみると良いのではないでしょうか?