([ふ]1-1)坂の上の坂 (ポプラ文庫 日本文学) の感想
参照データ
タイトル | ([ふ]1-1)坂の上の坂 (ポプラ文庫 日本文学) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 藤原 和博 |
販売元 | ポプラ社 |
JANコード | 9784591131558 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
「坂の上の雲」
は言わずと知れた、司馬遼太郎さんの名作です。
この作品を愛読している人は多いと思います。
明治日本を舞台に描いていますが、
「坂の上の坂」は
原題の日本を舞台にした、藤原和博さんの著書です。
現代の日本を坂の上の坂を人生に例えて、坂の上が定年退職とするならば、定年後はさらに坂が待っている、
という現実を書いています。
だから、今やるべきこと、やらないことをしっかりと見極めて生きていこうという、藤原和博さんの熱いメッセージが込められています。
65歳で定年退職しても、会社一筋で生きてきたら、会社員時代は会社に尽くす優秀な社員でも、一度会社から離れてしまえば、参加できるコミュニティもないし、ずっと会社人間として、会社の人とだけしか関わってこなかったので、友人もいない。
挙句の果てには、現役時代、子育ての時間を差し置いてまで仕事に尽くしてきたので、家庭にも居場所がない・・・
行く場が無くて、昼間からショッピングモールを一人でフラフラするだけの老後人生・・・
笑えない話ですが、実際に起こりえる話です。
この本では若いころから、色々なアンテナを張り、会社だけではない、生き方を55の項目に分けて書かれています。
著者の藤原和博さん自体、東京大学という日本最高峰の大学出身ながら、当時としては無名のリクルート社に入社にし、数年後には組織内自営業者、フェローという立場になり、精神疾患にかから、そして日本で初めての民間出身の大学の校長先生に就任したという、異色のキャリアの持ち主です。
一貫して、この本では会社や社会に依存するのではなく、自立して新たな世界を広げていこうという前向きなメッセージが綴られています。
実際、30代でこの本に出合えて、僕は幸せだと思いました。
は言わずと知れた、司馬遼太郎さんの名作です。
この作品を愛読している人は多いと思います。
明治日本を舞台に描いていますが、
「坂の上の坂」は
原題の日本を舞台にした、藤原和博さんの著書です。
現代の日本を坂の上の坂を人生に例えて、坂の上が定年退職とするならば、定年後はさらに坂が待っている、
という現実を書いています。
だから、今やるべきこと、やらないことをしっかりと見極めて生きていこうという、藤原和博さんの熱いメッセージが込められています。
65歳で定年退職しても、会社一筋で生きてきたら、会社員時代は会社に尽くす優秀な社員でも、一度会社から離れてしまえば、参加できるコミュニティもないし、ずっと会社人間として、会社の人とだけしか関わってこなかったので、友人もいない。
挙句の果てには、現役時代、子育ての時間を差し置いてまで仕事に尽くしてきたので、家庭にも居場所がない・・・
行く場が無くて、昼間からショッピングモールを一人でフラフラするだけの老後人生・・・
笑えない話ですが、実際に起こりえる話です。
この本では若いころから、色々なアンテナを張り、会社だけではない、生き方を55の項目に分けて書かれています。
著者の藤原和博さん自体、東京大学という日本最高峰の大学出身ながら、当時としては無名のリクルート社に入社にし、数年後には組織内自営業者、フェローという立場になり、精神疾患にかから、そして日本で初めての民間出身の大学の校長先生に就任したという、異色のキャリアの持ち主です。
一貫して、この本では会社や社会に依存するのではなく、自立して新たな世界を広げていこうという前向きなメッセージが綴られています。
実際、30代でこの本に出合えて、僕は幸せだと思いました。