誰がアパレルを殺すのか の感想

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参照データ

タイトル誰がアパレルを殺すのか
発売日販売日未定
製作者杉原 淳一
販売元日経BP社
JANコード9784822236915
カテゴリジャンル別 » ノンフィクション » ビジネス・経済 » 企業・経営

購入者の感想

ファッションが大好きな方は、アパレル業界で働くことに一度は憧れを持たれたことがあるのではないでしょうか。
私もそんな憧れを持ったことのある一人です。でも実際は普通のOLになりました。
なぜアパレル業界に足を踏み入れなかったのか・・・単純に採用してもらえなかったといのもありますが(汗)
私が就職活動をしていた時期は、ちょうどアパレル業界の不況が言われ始めた頃で、
お給料も一般企業での事務職と比べると低水準。土日も出勤でお給料も安くて夜も遅くまで働かなければいけない。
それならアパレル業界で働くのではなく、お客の立場で自分の趣味として楽しむほうがいいかな。
と単純に思い、あっさりと憧れは憧れのまま終わりました。
しかし、会社員になって早10年。人に雇ってもらって働くよりも、自分で何か起業したいなと思った時に真っ先に浮かんだのが
「ファッションに関わる仕事がしたいな」でした。でも、アパレル業界は今も低迷していて難しそう・・・
と思っていた時に本屋でこの本を目にし購入してみました。

読み終わって思ったのは「低迷している今だからこそチャンスはたくさん眠っているはず!」でした。

第1章は、国内アパレル業界の現状について書かれています。
アパレル産業を「川上」「川中」「川下」に例えて分類し、商品の生産がどのように流れていくのかがわかります。
ここではそれぞれの分野での分担がはっきりとわかれているために起こる’ムダ’の構造がよく理解できます。
また、DC(デナイザーズ&キャラクターズ)ブームが一気に冷え込んだことをきっかけに消費が低迷
⇒それを商機にユニクロ等のファストファッションが登場
⇒⇒それに負けじと大手アパレル企業が生産拠点を中国の工場に移すことで低価格ブランド店舗出店
⇒⇒⇒日本の生産拠点の相次ぐ倒産・低価格ブランドの大量出店により過剰在庫発生etc
「負のサプライチェーン」の形成過程もよく理解できました。

第3章では海外の新興アパレル企業の紹介がされています。

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