亜人ちゃんは語りたい 6(完全生産限定版) [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトル亜人ちゃんは語りたい 6(完全生産限定版) [Blu-ray]
発売日2017-08-23
監督安藤良
出演諏訪部順一
販売元アニプレックス
JANコード4534530102027
カテゴリ » DVD » ジャンル別 » アニメ

購入者の感想

自分の場合はオーディオコメンタリーを聴きながら見ることが多いのですが
さすがの諏訪部さんもネタが尽きたせいかこの作品にはめずらしく物語のことを中心に語っていたので
「やっと話の内容について語ってくれた」
と思いながら見ていました
そしてこの巻のオススメが同梱されているドラマCDでした
諏訪部さんのイケメンボイスやBLのような感じの雰囲気になったりして、ファンの人にはたまらない作品に仕上がっていて
とてもおもしろかったです

TVシリーズとしては次巻の7巻に未放送話とともに収録される12話が最終話となり、本巻はラス前となりますが、
内容を考えた時、本巻の11話が物語のクライマックスとして一旦仕舞ったように思えました。
いつも亜人ちゃんの相談相手として頑張っていた高橋先生が、自分のやり方に自信をなくして落ち込んでしまう物語です。
亜人ちゃん達も頑張りますが、今回の主役は、以前雪のことを陰口していたクラスメイトや佐竹達だと感じました。
高橋先生がいろいろ頑張ったことが実を結びつつあることを、皆が実感するような素敵な物語でした。

さて、今回も少しOP、EDについて語りたいと思います。
OP、EDともに登場する4冊の本が何を示しているのか少し考えてみました。
・高橋先生が書棚に戻そうとしても、どこに戻してよいか判らない様子である
・4冊はそれぞれ亜人ちゃんに対応しているようである
・OPの題名は”オリジナル”である(何故か作詞が岡田麿里さん)
・大きな木(彼女たちを取り巻く社会)は本と同じ色で構成されている
・EDの最後には本に綺麗な花の模様がある
私はこれを、それぞれ彼女たちの物語が書き記された本であると感じました。
さだまさしさんの主人公という曲が思い出されたのですが、それぞれが主人公の物語。
他にどこを探しても無い、唯一無二の物語。
そして視聴者である私たちにも、自分だけの素敵な本を作りなさいというメッセージに感じました。
亜人は決して特別な存在ではなく、私たちの物語をちょっと大げさにしただけなんだと思います。

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