最高の1枚を「撮る・仕上げる」で生み出す 超絶写真術 こんな写真が撮れるのか!シリーズ の感想

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参照データ

タイトル最高の1枚を「撮る・仕上げる」で生み出す 超絶写真術 こんな写真が撮れるのか!シリーズ
発売日2017-07-07
製作者別所 隆弘
販売元インプレス
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » アート・建築・デザイン » 写真 » 写真技術

購入者の感想

RAWから画像処理ソフト(Lightroom)を使用して、現像処理に重点を置いている印象を受けた。
綺麗な写真に仕上げていくその手順はまさに「超絶写真術」なんだろうけど
サブタイトルで ”ライトルーム使用前提”として欲しいかな。
私はRAW現像肯定派なんですが、基本は撮影時の構図が大切と思っているので、ちょっとタイトルに惑わされたかな。

読んだ感想は「やっぱり、元データをかなりいじってるのか~!」でした。
「どうやって撮ったんだろう?」の答えは「こう撮りました!」ではなく
「撮った後こうしました!」が正解の気がします。

人気の作家さんの写真をインスタグラムで見ながら、私の勝手な思い込みで
デジカメ写真をスマホに転送してフィルタ加工した作品が多いのかと思っていたのですが
みなさん、きちんとPCで現像して作り込んだものを
スマホなどに取り込みし直して(?)SNSにアップしているものなのですね。

私はデザイン職に就いていますが、仕事で写真素材を二次加工したレベルのレタッチが入っています。
雑誌の表紙やポスターに使うための魅せる写真を作りたい方にはすごく向いていると思います。
ただし、この現像方法でコンテストに出したら、調整入れしすぎで怒られそうな感じ。
写真ではなくて、もはやCGと呼んだほうが良さそうなものも見受けられました。

だからダメと否定しているわけではありません。表現方法としては新鮮で面白いと思いました。
印象的な写真を撮るには撮影時の細かいカメラの設定が重要だと思っていたので
掲載されている作品のように現像ですごく手を入れるパターンもあると知って、目から鱗です。
(デザイナーの仕事が減りそうです)

もちろん、元となる写真の撮影技術ありきの話なのですが
それは他のテクニック本にも山ほど書かれている話で、新鮮味はありません。
この本はなんというか、写真という表現のあり方について
新しい提案をしてくれているようで興味深かったです。

Lightroomの段階フィルターをこんなに多用するのもありなのかと、良い意味で勉強になりました。
ただ、雰囲気がすごく素敵でどうやって撮っているのか気になっていた写真の色が
現像段階で作られたものと知ってちょっとガッカリしました。

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