活撃 刀剣乱舞 1(完全生産限定版) [Blu-ray] の感想

原作ゲームプレイ中、花丸全話視聴済み、2.5次元はスルー勢です。

■　楽しめるかどうかについて
ゲームプレイ勢は男女問わず楽しめる作品だと思います。
1話はDMMやニコニコ等で無料配信されているのでそちらをご覧になると良いと思います。

自分はゲームの方で手に汗握る物語を楽しみたかったのですが、
原作ゲームにストーリー要素はほぼ無いのでこのアニメでその部分が補完されて満足です。

■　物語の内容について
「刀剣乱舞-花丸-」は日常系の物語でしたが、こちらは戦闘メインです。
花丸では刀剣男士たちが本丸で過ごす日常をイメージした話が主軸にありましたが、
活撃では刀剣男士たちが時代を遡って任務をこなす話と時間遡行軍との戦闘が話の主軸です。

ストーリーは非常に面白いと思います。
このレビューを書いている時点ではまだ5話放映が完了した段階ですが、
手に汗握る展開で毎話ワクワクしながら視聴できています。

花丸の時とは違い、刀剣男士がピンチに陥る場面が多いです。
1話ごとに戦闘描写があり緊張感があります。

時間遡行群も賢くて強いので一筋縄じゃいかない展開が多く、
予想外の歴史変革のアプローチをされて刀剣男士たちが苦境に陥る場面も多いです。

原作ゲームに大筋となる物語がないので、刀剣男士達が具体的にどのような任務をこなし、
時間遡行群がどのような工作をしているのかがイメージしやすいアニメだなと思い楽しんでおります。

■　作画について
今期2017年夏アニメの中でも抜群のクオリティです。
劇場版と遜色ないレベル。
特に戦闘描写が非常に細かく動き、背景もとても緻密なので活撃刀剣乱舞の世界観に没入できます。

■　アニメ独自の設定について
刀剣男士の行動理念等に一部突っ込みどころもありますが、
全体的には原作の世界観を壊すことなくうまく補完できると思います。