俺の屍を越えてゆけ2 の感想

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参照データ

タイトル俺の屍を越えてゆけ2
発売日2014-07-17
販売元ソニー・コンピュータエンタテインメント
機種PlayStation Vita
JANコード4948872020138
カテゴリ機種別 » PS Vita » ゲームソフト » ロールプレイング

購入者の感想

レビューはクリアした上でするものと心に決めて少しずつ進めていたのですが諦めました。
ちなみに発売日に買ってます。
「二つの塔で苦労も二倍」のゲームもちゃんと最後までクリアした程度には、ゲームへの忍耐力あるほうだと思ってたんですがね…

星も1つにしようか2つにしようか迷いました。
というのもこのゲーム、俗に「クソゲー」と呼ばれる「良いところのないゲーム」と違って、良い所はいくつもあるのです。
具体的にいえば雰囲気のある音楽や、遺伝しながら少しずつ変わっていく一族の姿、
戦闘時の演出、独特のグラフィックの敵とワッショイと掛け声を上げながら戦うのは純粋に楽しいですし、
難易度も適度に歯ごたえがあり戦闘には「ゲームをしている」という感覚がちゃんとあります。
…しかし最後までプレイできなかった。
「一族の悲願は成らず」俺屍がどういうゲームかというのを考えても、このことが何より大きく感じられ、星1つにしました。

シナリオ関連については他の方が詳しく書かれているので、システムに関する不満を中心に書きます。
(といってもシナリオで不満の中心となっているキーマンはシステムでも大きな不満を生んでいるわけですが…)

とにかく、プレイヤーが「強制」されることが多すぎます。そしてそれらの要素がことごとく「煩わしい」。
自国に割り振られるダンジョンは初期で2つのみ。それもシステム側から一方的に選ばれて決められます。
他のところに行きたければ「遠征」してくださいね、という作り。
「遠征」のコンセプト自体は悪くないのですが、そこに出てくる他国のランダム性、ダンジョンマップの複雑さとランダムさ、鍵入手の不確実さ、戦いたい神がそこにいるかどうか…
など「自分で思うようにならない部分」が複数重なってくると急に煩わしさが増します。
救済的に、ネットワークに接続しなくてもNPC国に遠征できるようになっていますが、これは無駄な手順が一段階増えただけで、
前作の「自国に多数ダンジョンが出現する」という仕様を無意味に煩わしくしたようにしか感じられませんでした。

予約開始と同時に予約をし、発売日に待望のソフトを手にした、一作目から の俺屍ファンです。子供を寝かしつけた後に少しずつ進め、一昨日ようやくクリアし、二晩悩んだ末に初めてですがレビューを書くことにしました。

15年ぶりの完全新作!ということで、VITAを購入し、ソフトも予約。
まだ見ぬ「俺屍」の発売を、ワクワクしながら待っていました。
神様の容姿を受け継ぐ遺伝システム、百鬼祭りの演出や、併せのかけ声など、
プレイ中、楽しくて楽しくて、これからVITAは俺屍2専用機になるんだろうな〜と思いました。

序盤までは。

既に皆様おっしゃっている様に、鵺子の存在が「俺屍」の楽しさに水を差します。
高い奉納点、パーティーメンバー固定、家系図、記念写真等の写り込み。
一族に対して歩み寄るイベントもないので、愛着もわかず、いつまでたっても「よその子」。
彼女も2年程でお亡くなりになるので、毎回遺言が流れるのですが、どうせ転生するので茶番です。
シナリオの破綻ぶりもさることながら、終始「鵺子の物語」と化しているのはいかがなものかと。
これは「自分だけの一族史を作る」ゲームでは?少なくとも私はそう思っていました。

鵺子は、開発者の自作の小説のキャラらしいので、入れ込みすぎてしまう気持ちも判ります。
しかし、あまりにも推し方が幼稚すぎる。もはやごり推しではなくねじ込みです。
会う神様会う神様、揃って彼女を賛美してきますが、それが伝わるイベントもないので薄ら寒いだけです。
もっと、プレイヤー側が「彼女をどうにかしてあげたい」という気持ちになれるような配慮が欲しかった。
「俺屍」がまさか開発者の「萌え」によって台無しになるとは・・・。本当にやりきれません。

鵺子周りが酷すぎて霞んでいますが、頻繁なフリーズ、神様の下天率等の問題点も相当です。
こちらだけでもパッチでどうにか対応して頂きたいところです。

ストーリー展開ですが、夜鳥子にスポットが当たり過ぎて居る印象。
主人公だと思っていた一族は、9割無視されて話が進みます。

一族の仕事は 夜鳥子を運ぶだけです。
主人公の夜鳥子が居なければ 全くストーリーは進みません。

一族関連の熱い展開はあるんですよ・・・そういうイベントは大歓迎なのに。
(昼子が出て来るところ)
決して夜鳥子が嫌いなのではないんですが

夜鳥子の秘密 興味あるだろ??あるなら俺を倒せー!!

みたいな展開ばかりで、しかもそこまで興味ないっていう・・・!!

せめて稼いだ戦勝点で交神だけでも・・・!!
と思いきや 殆どの神様が天界にいません。

前作のように封印されているとい訳でもなく
お散歩感覚で地上に降りてきて行方不明になります。
お気に入りの神様が地上に降りてきても
どこでお散歩されてるのか全く分かりません。

必死で探して 苦労して天界に送還しても、すぐ地上に帰ってきます。
笑います。

追記
本当に惜しいゲームだと思います。
自分の顔をカメラで収めてキャラメイクした初代
その初代の顔の特徴を受け継いだ子孫たちが頑張る姿は
手軽なキャラメイクなのに とても感情移入できますし

ネットワークを通じて他の人の屋敷を覗くと 多種多様な家族がすんでいる。
そして養子縁組する。
それだけでも面白い!!

システムとストーリのストレスが
楽しめない原因なのではないかと思います。

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