たいようの哀悼歌(初回生産限定盤A)(DVD付) の感想

花時計のDVDでは、カメラワークの都合で十分にその世界観を表現できなかったFlower。
今回の作品は、Flowerの世界観が余すところなく収められていて、かなりオススメできる。
ただ、曲によっては一番だけ歌唱のものがあり、自分のお気に入りの曲がそうだと物足りない感じもする。
特に「他の誰かより悲しい恋をしただけ」はフルコーラスで聴いてみたかった。
Flowerの曲は、二番の歌詞に惹きつけられる事が多いだけに残念だ。
今回の「たいようの哀悼歌」も、二番の歌詞と鷲尾さんの表現力に脱帽するばかり。テーマも恋愛から脱却し、さらに深みが増している。絶望というテーマだが、陥った人間の情景が見事に表現されている。
Flowerの作品は、丁寧に作り込まれていて、切なく儚い中に強さを感じることができる。
最近はその世界観を確立し、唯一無二の存在になりつつある。
これからリリースされるであろうアルバムが待ち遠しい。もし初回限定盤に今回のブルーレイが同梱されれば、悔しさよりも嬉しさの方が遥かに上回るので、是非ソニーミュージックに実現をお願いしたい。
E-girlsではなく、Flowerをこれからも応援したいと思う。

他の方のレビューにあるようにブルーレイ化して欲しい！あくまでCDのオマケで難しいならMUSIC VIDEOとしてブルーレイ、7.1chまたは5.1ch dts HD マスターで販売して欲しい！