花園メリーゴーランド(5) (ビッグコミックス) の感想

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参照データ

タイトル花園メリーゴーランド(5) (ビッグコミックス)
発売日2013-02-04
製作者柏木ハルコ
販売元小学館
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

Amazon以外だったけど一巻の無料サービスで読んで、気になってKindleで一気読みw
日本の土着的風習に絡んでトラブルに陥るところなどは、横溝正史あたりをちょっと連想。
そこから帰る機会は何度もあっても、その都度いろいろあって帰れなくなるのは、たしかにご都合主義的な感じは否めず、読んでて「おいおい(苦笑)」と思うこともしばしば。
それを差し引いても、ストーリーがぐいぐい引っ張ってくるので、一気に読めてしまったのだね。
結末は、「再開した二人がどうなるでしょうね!? ご想像にお任せします!」なのでヒジョーにもやもやくる。「ぜひ続きを!」と思ってしまうのが作者の術中にはまった証拠。
フェイクなんでしょうけど、著者柏木ハルコの実体験に基づくかのような記載もあり、もやもや感は高まる。

こないだも沖縄の方の島で行われている秘祭「アカマタ・クロマタ」が島民以外に一部非公開で、その禁を破ったジャーナリストが過去に集団暴行されたなどという話を読んだばかりだったので、一層リアルな感じで読めた。

20代前半で読み、30代になってからもう一度再読した。
こんなにいい話だったかと思った。ラストで泣いた。
人に勧めたいが、かなり人を選ぶ作品なので困る。

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