週刊SPA!(スパ) 2017年 8/15・22 合併号 [雑誌] 週刊SPA! (デジタル雑誌) の感想
参照データ
タイトル | 週刊SPA!(スパ) 2017年 8/15・22 合併号 [雑誌] 週刊SPA! (デジタル雑誌) |
発売日 | 2017-08-08 |
販売元 | 扶桑社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
「貧困のリアル」特集で
東京と地方、それぞれの
20代~40代の貧困事情がよくわかった。
東京は、非正規の仕事ならいろいろあるし、
支援団体や各種相談窓口などの駆けこみ先も
充実していている。しかし
人の縁も地縁も薄いから
コミュニケーションが苦手だと
ちょっと相談する相手もいない
「透明人間」として生き、孤立死する人生になりやすい。
地方から東京の大学に進んで
親に多大な仕送りの負担をかけ、
奨学金の借金も背負っているのに
4人に1人は正社員になれず、
20代前半で貧困の入り口に
立たざるをえない…という現実も、痛ましい。
教員免許を得ても
東京都の公立中学・高校の
教員採用試験の倍率は15倍以上。
首都圏のほかの県も5~9倍の狭き門だという。
一方、田舎は仕事も相談窓口も限られているうえ、
「あの店、会社で働いている」「あの窓口に相談に行った」
などのプライバシーが地域に筒抜けで、動きにくい。
家賃以外の物価は東京とさほど変わらず
東京では不要の、車の維持費や
地元の冠婚葬祭のつきあいなどで
切り詰められない出費も多い。
また、親元で暮らしていると、
介護が必要になったとき離職するしかない。
そういう意味では、地元の貧困の方が
根が深い、と専門家が語っている。
寝る場所と3食だけは
一生、心配しなくていい国になってほしい。
東京と地方、それぞれの
20代~40代の貧困事情がよくわかった。
東京は、非正規の仕事ならいろいろあるし、
支援団体や各種相談窓口などの駆けこみ先も
充実していている。しかし
人の縁も地縁も薄いから
コミュニケーションが苦手だと
ちょっと相談する相手もいない
「透明人間」として生き、孤立死する人生になりやすい。
地方から東京の大学に進んで
親に多大な仕送りの負担をかけ、
奨学金の借金も背負っているのに
4人に1人は正社員になれず、
20代前半で貧困の入り口に
立たざるをえない…という現実も、痛ましい。
教員免許を得ても
東京都の公立中学・高校の
教員採用試験の倍率は15倍以上。
首都圏のほかの県も5~9倍の狭き門だという。
一方、田舎は仕事も相談窓口も限られているうえ、
「あの店、会社で働いている」「あの窓口に相談に行った」
などのプライバシーが地域に筒抜けで、動きにくい。
家賃以外の物価は東京とさほど変わらず
東京では不要の、車の維持費や
地元の冠婚葬祭のつきあいなどで
切り詰められない出費も多い。
また、親元で暮らしていると、
介護が必要になったとき離職するしかない。
そういう意味では、地元の貧困の方が
根が深い、と専門家が語っている。
寝る場所と3食だけは
一生、心配しなくていい国になってほしい。