People Hell & Angels の感想

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コアなマニアの流す涙は歓喜の涙か？それとも悔し涙か？(笑)
遂に高音質でレアトラックが解禁になりました！

主に1968-1969年の間にレコーディングされたもので
ほとんどの曲でBilly CoxとBuddy Milesをフィーチャー。

例を挙げると
「Earth Blues」のドラムは正規盤のミッチとは異なりBuddyが担当の力強いテイク。

「Hear My Train A Comin」と「Bleeding Heart」は双方とも1969年の
BillyとBuddyとの最初のセッション時のもの。

「Bleeding Heart」も彼のライブパフォーマンス時のとは異なるバージョン。

「Let Me Move You」ではエクスペリエンス結成前のジミとシングルを
発表したこともあるサックス奏者Lonnie Youngbloodをフィーチャー。

「Izabella」と「Easy Blues」はWoodstock Band
(Jimi、Billy、Mitch Mitchell、Larry Leeら）によるレアトラック。
「Easy Blues」はアルバム”Nine to the Universe”では編集されていたが
このバージョンはジャジーなインスト。

「Inside Out」はコアなコレクターなら聴いたことはあるかもしれないがこの音質では初流出。
ドラムはミッチでジミ自身がベースをオーバーダブしているという貴重なもの。

最も重要なことは、このアルバムがレアトラック放出という歴史的な価値
以上にその演奏が悉くグルーヴ感に溢れ素晴らしいことに尽きる。

当分ヘビロテですわ。