渡部昇一の日本内閣史 の感想

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タイトル渡部昇一の日本内閣史
発売日販売日未定
製作者渡部 昇一
販売元李白社
JANコード9784198640248
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

保守論客の大御所渡辺氏の著作
「本当のことがわかる昭和史」に続く歴史書で、今回は415ページに及ぶ長めの著作です
初代伊藤博文内閣(1885年〜)から大東亜戦争を終戦に導いた鈴木貫太郎内閣(〜1945年)まで、のべ42内閣を1内閣1章、計42章で構成しています
章の初めに内閣のメンバー、それに続き本編、章の締めに成し遂げたことを記すというパターンで進んでいきます
とても読みやすく前近代史が好物の私の場合、silver weekの1日半で読み終えることができました

幕末から明治維新に至り、西洋の憲法を研究するとともに国史から練り上げ帝国憲法と作り上げ、それに少し先んじて内閣が開設されたわけですが、内閣が産声をあげてからその後の内閣の流れを読ませてもらいドラマでも見ているような感覚でした

戦後70年と言われていますが、それ以前の60年間も勝るとも劣らない怒涛の60年間ではなかったかと感じました

尚、同様の書籍としては、倉山満氏の「お役所仕事の大東亜戦争」が挙げられ、日露戦争後の第一次西園寺内閣(1906年)から鈴木貫太郎内閣(1945年)までの全ての内閣を時系列的に取り上げています
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