【Amazon.co.jp限定】アルドノア・ゼロ 1(オリジナルデカ缶バッチ)(完全生産限定版) [Blu-ray] の感想

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これだとこの作品はAmazon以外で購入する。

放映前から『Fate/zeroのスタッフが再び！』と若干話題先行型で始まった本作ですが、視聴した印象としては、地味ながらも確かな面白みが有る作品。という感覚。

世界観設定は、現実のアポロ11号月面着陸（有名なアームストロングさんのヤツ）から派生したパラレルワールドという感じ。
月面調査の際に発見されたオーパーツによって惑星間移動が可能となった人類が火星の開発を推進。
しかし、その最中に人類自体が地球派と火星派に分裂して今に至る。というちょっと変わった設定。

同じ人間でありながら、互いに地球人、火星人と呼び合い、地球では軍人。火星では騎士として戦闘要員が存在しているなど、それぞれの文化性の違いも面白い。

ただ、相手が違う惑星の相手でありながらあくまで人間となっている部分は私としては好感。
火星側にも、元地球人の騎士・スレインや、あくまで地球との和平を望む姫君アセイラムなど、多様な人間性が有ることが初めから描かれているので、今後彼らを中心にどの様なドラマが展開されるのか予想するのはとても楽しい。

また、地球側にも火星に通じているキャラが居そうだったり、15年前に有ったという火星側との衝突の真実を知る軍人など、後々物語を動かしていってくれそうなキャラも多数。
こういった情報を可能な限り初めに出してもらえると、視聴者も想像の幅が広がって良いですね。
最近じゃクライマックス近辺で、実はこうだった。っていう設定が出て来る事も少なくないので。

更に現状、地球人を虫けら扱いで蹂躙している火星騎士たちが、主人公の伊奈帆や元地球人のスレイン。アセイラム姫などとのかかわりでどの様な関係性が築かれていくのか？
非常に気になる所です。
初っ端から主人公たちと対峙した騎士・トリルランも、中々個性のあるキャラだったので、今後どのような騎士たちが登場するのか、楽しみに待ちたいと思います。

戦闘面は、少し地味（というとちょっと違うけど）な印象。
最近のロボットものと違って、味方側に特殊な武装や能力がなかったっていうのが影響としては一番大きいのだと思います。