不動産境界入門 4訂版 (図解不動産業シリーズ) の感想
参照データ
タイトル | 不動産境界入門 4訂版 (図解不動産業シリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 西本 孔昭 |
販売元 | 住宅新報社 |
JANコード | 9784789235846 |
カテゴリ | 社会・政治 » 法律 » 暮らしの法律 » 法律入門 |
購入者の感想
全体的にわかりづらい。仲介業に携わる人間を対象として、不動産境界について学ぶために書かれた本・・・なのだろうが、
通して身についた知識といえば「法務局に行け」「困ったら調査士に任せろ」、あとは「筆界特定制度はいい精度だよ」「ADRはいい精度だよ」、くらいのものか。
とても境界について何かを学べたとは思えない。作者自身が、経歴を見る限り土地家屋調査士の大御所らしく、プロからすると「仲介屋は手を出すな」「調査士に任せろ」「何も手を出すな」「余計なことするな」という本音が透けて見える。境界に関して色々知りたかったんだけど…。
全体的に要点がはっきりせず、肝心な境界に関する用語については、最低限の注と巻末のごく僅かな用語解説でごまかすだけ。入門というわりに丁寧に教える気が無い。漫画も、文章作者の意図から独立できないので、「入門」で「図解」で「マンガ付き」なのに、「中途半端に不親切」で「肝心なところで図表が無く」「文章がある限り不要なマンガ」が挿入されているだけという始末。
ソフトバンク新書やブルーバックス、あるいはオーム社など、マンガと学習を融合させる試みは進化の真っ最中だが、この出版社は(不動産業界と同じく?)時代に取り残されたままだなぁ、と感じた。
通して身についた知識といえば「法務局に行け」「困ったら調査士に任せろ」、あとは「筆界特定制度はいい精度だよ」「ADRはいい精度だよ」、くらいのものか。
とても境界について何かを学べたとは思えない。作者自身が、経歴を見る限り土地家屋調査士の大御所らしく、プロからすると「仲介屋は手を出すな」「調査士に任せろ」「何も手を出すな」「余計なことするな」という本音が透けて見える。境界に関して色々知りたかったんだけど…。
全体的に要点がはっきりせず、肝心な境界に関する用語については、最低限の注と巻末のごく僅かな用語解説でごまかすだけ。入門というわりに丁寧に教える気が無い。漫画も、文章作者の意図から独立できないので、「入門」で「図解」で「マンガ付き」なのに、「中途半端に不親切」で「肝心なところで図表が無く」「文章がある限り不要なマンガ」が挿入されているだけという始末。
ソフトバンク新書やブルーバックス、あるいはオーム社など、マンガと学習を融合させる試みは進化の真っ最中だが、この出版社は(不動産業界と同じく?)時代に取り残されたままだなぁ、と感じた。