賃貸不動産経営管理士 試験対策問題集 の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

国家資格化が近いと言われる本資格ですが、
国家資格になると、受験者数が急増し難易度が上がる(=合格率が下がる)ことは確実です。
合格率54-55%の現在のうちに取得しておけば、既得権になります(※)。
そして、効率よく合格するためには、本書が最も役に立つことでしょう。

※)参考 他国家資格の合格率(2016年度)
宅建士 15.4%
管理業務主任者 22.5%
マンション管理士 8.0%

本試験自体は易しいです。特に、他の不動産関係の国家資格を取得した人にとっては。
私も過去問(2年分が本書に掲載)は楽々合格点に達しました。
むしろ、過去問よりも、本書の演習問題の方が難易度が高かったです。

以下、(本書にも掲載している)過去問より。本書購入前にあなたの実力度を試してみて下さい。購入されるか否かの判断材料としてお役立て下さい。

・賃貸住宅管理業者登録は、登録申請時点において、管理実績のない者であっても、登録を申請することは可能
・賃貸住宅管理業者登録制度は罰則を課すことを想定していない
・定期建物賃貸借契約において、建物を取り壊すべきことが明らかな場合、書面により、建物を取り壊すこととなる時に賃貸借契約が終了する旨を定めることができる。
・定期建物賃貸借には更新の概念がない
・賃貸者契約が法定更新されると、期間の定めのない賃貸借契約となるため、法定更新以降、当事者間で別途、契約期間の定めをしない限り、契約の更新は生じなくなる
・借地借家法は、建物の賃貸借について適用される法律
・新所有者兼新貸主は、旧所有者兼旧貸主から当然に敷金関係も承継する
・使用貸借の場合、借主の死亡は終了原因
・管理業者が破産手続開始の決定を受けた場合、管理委託契約は終了する
・ディスクシリンダー鍵は、現在は製造が中止
・賃貸不動産の管理は、投資家を含めた貸主の賃貸経営のためという視点を基本にすえるべき