マネーの公理 の感想

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タイトルマネーの公理
発売日2013-09-10
製作者マックス ギュンター
販売元日経BP社
JANコード登録されていません
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購入者の感想

好きな点
最初から幾つかのルールを紹介すると書いてあり、それぞれのルールを章の最初に示していること。

嫌いな点
私の理解力では活かせないルールがあること。

進めたい人
日常が嫌になって信用取引もできない程度のお金で投資に逃げようとしている人。

評価の理由
投資が想像しているような甘いもので無いことを何度も何度も言っているから。真面目に勉強しておこうという気分になる。特に第7の直感に関する部分は非常に参考になる。ただ勉強するのではなく、その勉強で儲けるのだという思いが芽生えた。

長期投資とはその時々に正しい判断をした末に長年に渡って生き残った投資家のための言葉であり、流動性の罠に嵌り、難平買いしたり、いつまでも損切り出来ずにクヨクヨしている自称投資家のための言葉ではない。

過激な言葉という訳ではなく、スイス人投資家たちに長く言い伝えられてきた至言を中心に編まれているので、浅く一読すると普通でつまらないという印象を与えるかもしれません。しかし投資のあらゆる局面で生き残るためには必要な言葉に満ちており、失敗を繰り返した人にしか深みを理解できないかもしれません。

株であれ、債券であれ、市場はランダムに動くことも書かれており、感情に流されるとろくなことはないとも繰り返し書かれています。インデックス投資家にとっては下げ相場は仕込み時でもあるので、下げれば下げるほど喜ぶべきなのですが、リスクと本腰入れて付き合えない者は市場に参加すべきではない。

ただよく読むとすべての財産をリスクにさらせとは一言も書いていません。リスク資産半分、低リスク資産半分を想定しているのでは。リターンから投資を考えがちですが、リスク管理についてまずどれだけ下げの変動を受け入れられるかを考えた方が実害は少ない。リスク管理を学ぶには一緒に『賭けの考え方』も読まれるとよりクールな投資家として行動できるかもしれません。

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