リベンジ・マッチ ブルーレイ&DVD セット (【初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray] の感想

この映画は、脚本はめちゃくちゃだし
実際、スタローンとデニーロが好きじゃなかったら全く面白くないことは必須なわけですが
、俺は映画館で号泣しました。
矛盾の多いストーリーなのに意外とベタな展開
それなのに笑えたし、泣けました
評価が低いのはごもっともです
それでも最高の映画です

映画がコケた、当たったとか、オスカーがどうだこうだとか、そんなレベルの問題じゃありません

スタローンとデ・ニーロ

そのお互いとも、キャリアとして後悔しないように、プライドを捨てて

究極のエンターティナーとしてのサービス精神の表れが、この夢のボクシング映画の誕生の起源じゃないでしょうか。

誰だって６７歳（スタローン）と７０歳（デ・ニーロ）のボクシング映画？

そんな企画を持ってハリウッドのスタジオに真顔で行けるのも凄い度胸が必要。

でも　そんなバカなってな企画が実現しちゃったんです。

劇場には、５０代、６０代、７０代のシニア層がいっぱいでした。

筋肉トレーングをしていた経験者ならわかりますが、筋肉をつけることは、そんなに難しいことではないのですが

継続することが難しいのです。　あの年齢で、あの肉体、そしてあの動き。

それだけで涙もん。 老人ホームで毎日　上映すれば、ボケ老人が減るんじゃないかと思わせるほど２人から元気なパワーを頂ける、《　神ファイト!!!!!!　》です

おすぎとピーコの二人が６９歳ですが、あの醜い肉体でリングに上がれますか？

批評家って、所詮　そんなもんです。

デ・ニーロだって、全盛期のデ・ニーロ　アプローチとまでいかなくても、あのお腹を、あそこまで絞れた事は立派です。

作品自体　内容はニクイ演出も多数あり、ユーモアとドラマが上手くミックスされた傑作。

エロDVDの熟女もんは苦手ですが、この歳をとった２人の裸姿は観る価値アリ（笑）

映画ファンなら、死ぬまでに観てみたい企画映画の１本であるのは間違いなし。

既にスタローンはシュワルツネッガーと『大脱出』も実現させてくれたので、本当にそのサービス精神に感謝します。

年齢を重ねると、もったいぶってあまり露出しない大物ぶるスターもいますが、

この二人の現場　第一主義を見習ってもらいたいもんです。