シチズンフォー スノーデンの暴露 [DVD] の感想
参照データ
タイトル | シチズンフォー スノーデンの暴露 [DVD] |
発売日 | 2017-01-06 |
監督 | ローラ・ポイトラス |
出演 | エドワード・スノーデン |
販売元 | 松竹 |
JANコード | 4988105072237 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドキュメンタリー |
購入者の感想
第87回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞受賞やその他様々な賞を受賞していますが、この内容なら受賞するのも納得という内容でした。
そもそもスノーデン氏が暴露した件は知っていたものの、あまり詳細を知ろうともせず、「大きな組織に歯向かって守秘義務を守らず内部告発をして、自由の国と呼ばれる米国からロシアに移った」ということくらいしか知りませんでした。
しかしこのドキュメンタリーを見て、スノーデン氏が内部告発をすることに至った経緯、理由などを知ると、彼が政治的なエゴや自己満足等ではなく、考え抜いたあげく自分が陥るリスクも把握しながら決断したことに感銘を受けました。そしてNSAやCIAまた我が国も含めた国家がプライバシーを監視するということに対して、国民や国そのものが陥る危険性も考えてしまいます。
余談ですが、映画を見た後にスノーデン氏のキャリアやその他のことを調べていくと、このような内部告発者が勇気を出して行ったことが、告発者は辛い目を受け、法を無視している国家及びその役人がいまでものさばっていることを読むと絶望すら感じます。
またNSAが2006年ごろから日本の内閣、日本銀行、財務省などの幹部の盗聴を試みていたとしたことに対して、安倍首相、菅内閣官房長官は「事実であれば遺憾」というだけで抗議もしなかったことに、日本人として不安を感じざる負えません。
対テロ等で情報を得る、国に協力して情報を提供することが必要ということはこのドキュメンタリーでも否定はしていません。しかし、プライバシー(自由)がなくなることへの恐怖を考える秀逸な作品でした。多くの人に見てほしいドキュメンタリーです。
そもそもスノーデン氏が暴露した件は知っていたものの、あまり詳細を知ろうともせず、「大きな組織に歯向かって守秘義務を守らず内部告発をして、自由の国と呼ばれる米国からロシアに移った」ということくらいしか知りませんでした。
しかしこのドキュメンタリーを見て、スノーデン氏が内部告発をすることに至った経緯、理由などを知ると、彼が政治的なエゴや自己満足等ではなく、考え抜いたあげく自分が陥るリスクも把握しながら決断したことに感銘を受けました。そしてNSAやCIAまた我が国も含めた国家がプライバシーを監視するということに対して、国民や国そのものが陥る危険性も考えてしまいます。
余談ですが、映画を見た後にスノーデン氏のキャリアやその他のことを調べていくと、このような内部告発者が勇気を出して行ったことが、告発者は辛い目を受け、法を無視している国家及びその役人がいまでものさばっていることを読むと絶望すら感じます。
またNSAが2006年ごろから日本の内閣、日本銀行、財務省などの幹部の盗聴を試みていたとしたことに対して、安倍首相、菅内閣官房長官は「事実であれば遺憾」というだけで抗議もしなかったことに、日本人として不安を感じざる負えません。
対テロ等で情報を得る、国に協力して情報を提供することが必要ということはこのドキュメンタリーでも否定はしていません。しかし、プライバシー(自由)がなくなることへの恐怖を考える秀逸な作品でした。多くの人に見てほしいドキュメンタリーです。