UCHG 1/35 地球連邦軍 対MS特技兵セット (機動戦士ガンダム 第08MS小隊) の感想

最近３５分の１シリーズのプラモとフィギュアを買っていますが、一番ツボにはまったプラモでした。
まず対ＭＳミサイルを運搬する突撃兵のポーズがいい！！
このシリーズでは唯一の名無しの兵士（説明書には名前が書いてあります）ですが
３５分の１シリーズのフィギュアでは、他メーカーも含めても一番躍動感のあるポーズです。
ミサイルを携帯させずに、そのまま銃器を持った突撃兵としても使えます。
顔立ちも人種を感じさせるリアルな造形で、少し改造すれば現代の国連軍としても使えるでしょう。

対ＭＳミサイルは非常に面白いデザインで、発射形態にも組むことができます。
大型なので、トーチカ破壊ミサイルと解釈しても面白いと思います。
発射時の兵士の配置図も体勢も説明書に事細かに書かれていますが、
ここで残念なのはフィギュアを改造しないと発射時の体勢にならないこと。
せっかく、ミサイルの巡航時もキットになっているのに、これが勿体ない。
ジオラマ用の破壊されたＭＳの腕（ただし非常に出来がいい）なんていらないから、
もう三人ほど、ミサイル運用時のフィギュアを追加して欲しかったです。
（あるいは多少値段が高くても、この内容でフィギュアを追加してくれれば・・・）

説明書にはこの部隊が主人公のショート小説、リアルなフィギュアの塗装方法など、非常に親切で面白かったです。
バンダイにはアニメの補助的な（パトレイバー、ダンバイン等）風景の３５分の１シリーズは続けてほしかったし
ハードグラフももっとシリーズを続けてほしかった。
さらには、現行兵器も兵士のフィギュアもシリーズ化してほしかった。
このシリーズがあまり続かなかったのが今でも惜しいと思ってはいます。