オール・ユー・ニード・イズ・キル ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルオール・ユー・ニード・イズ・キル ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
発売日2099-01-01
監督ダグ・ライマン
出演トム・クルーズ
販売元ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
JANコード4548967119305
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

購入者の感想

とても心動かされました。
最近観た中でNo.1です。

CGがスゴい!迫力がある!のは確かですが、
素晴らしいのは、ストーリー。

まずは、「死んでも蘇って強くなる」程度のあらすじで、ご覧ください笑。
この映画は、その方が楽しめると思います。

ネタバレというほど、明確には書いていませんが、
観たままに感じていただきたいので。
ご覧になってから、共感してもらえると嬉しいです。

主人公は何百、何千回と蘇る中で、
臆病者から勇敢で強い戦士へ成長していく。

そういう成長物語の高揚感は、確かにあります。

でも、それに近い数、目の前で彼女が死んでいく。
(「同じ」ではない理由は、本編で)

蘇って会うたびに、より深く彼女のことを知っていく。
主人公だけが、一方的に。

彼女は重要な戦力だが、それだけではない存在になっていく。

心の傷も愛情も、蘇るたびに深くなっていく。
とても耐えられたものではないでしょう。

しかし、主人公は逃げずに前へ進みます。

クライマックスー。
彼女から見れば、彼とは1日しか過ごしていません。

しかし、彼の苦悩を彼女は知っていて、彼の愛情も感じている。
でも、彼だけが育んだ愛情に対して、同じだけの愛情を返せない。
もどかしい。

彼女が放つ一言は、使い古されたセリフなのに、ひどく心を打たれました。

最後は、タイムループらしい幕引き。
でも、ここでも心が動かされるトム・クルーズの演技って、
やっぱり一流なんだなと、心底思わされました。

こんなにも、心を描いたSFを僕は観たことがありませんでした。

原作も知らず、前知識なしで観たが相当に面白い。
最初は意味が良く分からなかったが、タイムループが軸になって
いるという事で良く練られたストーリー展開だ。
中でも戦闘シーンは近未来の戦争を思わせるリアリティがあり、
拘った兵器やメカなどニール・ブロムカンプ監督のエリジウム
を彷彿とさせ、とても迫力がある。
いつものにやけたトム・クルーズと硬派なエミリー・ブラント
の演技が冴える作品だ。

原作、マンガも読みました。
どれも面白いです。
原作、マンガ、映画、全てお勧めします。
映画が面白かった人は、間違いなく原作もはまると思います。
情報量は圧倒的に原作の方が多いので、さらに楽しめること請け合いです。

読み始めたら止まらないので注意。徹夜する羽目になるほど面白いです。

まず、映画化に当たって、40代のトムクルーズをどうやって
10代少年兵キリヤケイジにするのか、が最大の謎でしたが、
なるほどこうきたか、と思いました。
トムのダメオヤジ演技が見ていてハラハラしてしまいます。

原作との大きな違いは、
原作ではヒトデ、映画ではイソギンチャク。
グリーンティー無し。コーヒー薀蓄もほぼ無し。
タングステンカーバイドの斧、パイルドライバは、なし。
バトル少な目、ストーリー多目。
ギタイサーバは巨大化。
ラストシーン。
辺りでしょうか。

原作の泥臭さは完璧に再現できていると思います。
これ、原作者さん側から見たら感動物なんじゃないでしょうか。
まず、ジャケット兵がありえないほどダサいんですが、それが原作どおりなんですよ。
明らかに高重量、オーバースペックの兵器を盛り込んだジャケット兵、
使う前に死ぬ。使ってもギタイは倒せない。どうすりゃいいの、の三重苦。

映画でもそのどうすりゃいいの感がマックスです。
っていうか、どうすんのコレ感が凄いです。
ハラハラドキドキが止まりません。

三歩進んで二歩下がるどころじゃないです。
100回死んでも一歩たりとも進めない。
じゃあ200回死ねよ、みたいな凄まじい一進一退が延々と続きます。

原作から入った組から見ると、説明不足かなあとか思います。
原作未読破の人は、ジャケット自体の潜在能力はギタイを倒す能力はあるけど、
ジャケットの兵士の錬度の低さが戦死者を出す、みたいな設定は消化できているのか気になります。

同じ場面が何回も登場するループものですが、
とにかく編集が素晴らしく、一瞬たりとも飽きさせず進んでいきます。

また、ところどころ挟んでくるセンスの良い笑い、ド派手アクションで、
映画館では夢中になってどんどん前のめりになってしまいました。

原作は読んでいませんが、終わり方などが違うようですね。
映画の終わり方は少し納得がいかないところがありました。トム・クルーズらしい終わり方ですが…
原作読んだ方に感想を聞いてみたいです。

このエンディングに関してはアメリカでも賛否があるようで、
YouTubeでは多くの人が自分の解釈、自論を公開していました。
ご興味ある方は「Edge of Tomorrow Ending Explained」とかで検索してみてください。
このエンディングに関してはぜひ監督の音声解説を聞いてみたいです。まだ収録されるかわかりませんが…

キャストはトム・クルーズはもちろん、エミリー・ブラントが超カッコ良かったです。サラ・コナー的なかっこよさでした。
最近こういうカッコ良さをもった女優さんってあまりいないので、今後のアクション界での活躍を期待します!
あと、個人的にはビル・パクストンも最高でした!「2ガンズ」のクセモノに続いて演技が光ってます!

またブルーレイが発売されたらこちらにスペック等を追記したいと思います。

正直言って期待していませんでした。

日本原作で、侵略系SF、ゲームのように生き返るという数々のキーワードから連想して、命を軽視したただの派手派手な映画かなと思っていました。

ただトムクルーズが主演なので、よほどハリウッドが力入れた作品なのかなとは感じました。

印象は悪かったのに何故か無性に観たくてたまらなくなり劇場へ。(ちなみに私、原作は読んだことはありません)

観て思ったのは、
ああこれはただの単純な映画じゃない、ストーリー性と大迫力の映像、そんな娯楽性と、人生哲学の的を得たメッセージ性を兼ね備えた素晴らしい作品だと思いました。

ストーリー導入から緊張感もあり一気に引き込まれます。そして死んでからリピートの描写が緻密かつリアリティがすごくもう釘付けになります。
もちろんキャラクター、演技、映像、アクション、音響どれもしっかり気が行き届いた素晴らしい作品だと思います。

ただそれがこの作品の魅力の主軸ではないと思います。

なにか手に負えない状況に立ち向かいたい、乗り越えたい人、是非一度ご覧になってほしいです!!

私事ですが、ちょうどこの映画を観る数日前にいろいろありまして、自分の心がもう殺されそうになるほど苦しい時を送っていました。
本当に手に負えない状況に置かれ苦しみ、次第に虚無感に襲われていました。
いつ何時も、自分で冷静に答えを出して今までクリアしてきたのにその思考力すら失っていました。こんなこと今までなかったので自分でもびっくりでした。

そんな状況に一筋の光をこの映画は指し示してくれました。
観ていて、深い共感を得て少し涙が出てしまいました。そしてまた頑張ろうと力が湧いてきました。

どう説明したらこの作品の良さが伝わりやすいか考えていたのですが、、、。
今、パンフを読んでいたら、監督の言い回しがとてもお上手で素敵なので一部抜粋させて頂きます。

インタビュー
監督/製作総指揮 ダグ・ライマン

何かと原作と比べられる方が多い、この映画ですが、そもそも映像化も難しいレベルの本を、

ハリウッドが180億円もの大金を使って映画化してくれただけで感謝したいし、他の日本人著者にも夢を与えてくれているのですからね

それに原作どおりに忠実に作ったから言って、これだけの大金を回収出来る補償はありませんし。

またこの作品には180億円の制作費以外にも100億円前後の宣伝費が使われているのをお忘れなく。

トム様 20回目の来日キャンペーンも虚しく、日本興行成績は2位が最高で、公開3週目でも12億円程度ですので、アナ雪に比べればカワイそうな成績なのですが

しかし映画の格付けサイト Rotten Tomatoes での評論家の支持率 90 % に対し、観客の支持率は 92 %と非常に高く

アナと雪の女王の評論家の支持率 89 %  観客の支持率は 87 % より上回っています。

アメリカでの興行成績も3位が最高で1億ドルにも到達出来ていない空振りぎみなのですが、Amazon USAでの一般レビューは高評価ばかりで、今年最高のSFアクション作品との声も多いです

緩急を上手く使ったテンポが良く、ド派手なVFXのアクション・シーンだけでなくコメディ要素もあり、その両面を上手くまとめたダグ・リーマン監督の手腕のおかげでハリウッド超大作に相応しい出来栄えに仕上がっています。

私達の [ 食う  寝る  遊ぶ ]  の世界から、タイムループを何度もする主人公の 

[ 戦う  死ぬ  目覚める ]の世界が愉快にも感じられるほど戦闘で死ぬっていう悲壮感や刹那さはありません。

良いも悪くも、ゲーム感覚なので、どれだけ経験値を積んで、同じミスすることなく、ボス・キャラに迫れるか!? ・・・ なのです。

しかし このゲームっぽい作品がチープになっていないのも、序盤の戦闘経験ゼロから始まるトムの演技が、実に上手いので作品に引き込まれてしまうからなのです。

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