戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実 (文春新書) の感想
参照データ
タイトル | 戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実 (文春新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 渡辺 惣樹 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784166611133 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治史・比較政治 |
購入者の感想
本書の内容は、帯に「ルーズベルトとチャーチルがいなければ戦争は起こらなかった」とある通り。
昭和史に対する私の関心の中心は、なぜ日本は無謀と分かっていた戦争に突き進まざるを得なかったか?だった(今は占領期に関心が移っている)ので、太平洋以外のことに疎い。
本書はヨーロッパ戦線の話が多いし、あまり知らなかったチャーチルの話も新鮮だった。
戦勝国が敗戦国に全ての罪科をなすりつける歪んだ史観が常識とされて久しいが、本書ではルーズベルトだけでなく、ヨーロッパにおけるイギリスの悪辣な政策(港湾封鎖でスターリン同様に人為的な飢餓を惹き起こした)にも触れている。
民族絶滅政策までは、ナチスドイツは割とまともだったのだ。
昭和史に対する私の関心の中心は、なぜ日本は無謀と分かっていた戦争に突き進まざるを得なかったか?だった(今は占領期に関心が移っている)ので、太平洋以外のことに疎い。
本書はヨーロッパ戦線の話が多いし、あまり知らなかったチャーチルの話も新鮮だった。
戦勝国が敗戦国に全ての罪科をなすりつける歪んだ史観が常識とされて久しいが、本書ではルーズベルトだけでなく、ヨーロッパにおけるイギリスの悪辣な政策(港湾封鎖でスターリン同様に人為的な飢餓を惹き起こした)にも触れている。
民族絶滅政策までは、ナチスドイツは割とまともだったのだ。