Panasonic デジタルカメラ DMC-FZ1000 の感想

有効画素数2010万画素、高感度な1.0型センサーを搭載。従来（FZ200）の1/2.3型センサーと比べ、約4倍の面積をもつ大型センサーは、浅い被写界深度で、被写体をより立体的にとらえることが可能に。また入射する光を増やすことで、ノイズを抑え、光量の少ない夜景や暗い室内での撮影においても美しい画づくりが可能。

パナソニックのレンズ技術を結集したLEICA DC VARIO-ELMARITレンズは、歪曲・収差を抑えて、レンズ周辺部までの高い解像感を実現。

●LEICA/ライカはライカマイクロシステムIR GmbHの登録商標です。
●ELMARIT/エルマリートはライカカメラ社の登録商標です。
●LEICA DC VARIO-ELMARITレンズは、ライカカメラ社の品質基準に基づき、ライカカメラ社が認定した測定機器と品質保証システムによって生産されています。

画面に写る全ての被写体との距離を瞬時に算出する空間認識技術（DFD^*テクノロジー）とリニアモーター、この2つを採用することにより、AFの高速化と追従性能の向上を実現。*Depth From Defocusの略。
従来から高精度に定評のあったコントラストAFからさらに高速性を獲得しました。一瞬のシャッターチャンスを逃すことなく撮影することができます。

●空間認識AFは静止画撮影時のみ対応。


進化ポイント（1） AFSのさらなる高速化
撮影空間の被写体距離を瞬時に算出、AF速度0.09秒^※1の高速AFを実現しました。高精度なコントラストAFに更なる高速性が加わり、マクロから望遠まで幅広い撮影シーンにおいて、一瞬のシャッターチャンスを逃すことなく快適な写真撮影を楽しめます。T端時は、従来機種FZ200比約3倍以上^※2の高速化を実現。
進化ポイント（2） AF追従性能アップ
空間認識技術、ヴィーナスエンジンの性能向上、イメージセンサーの読み出し高速化により、約7コマ/秒のAF追従連写を実現。素早い被写体にもしっかりと追従します。
※1 CIPA準拠。Wide端、AFS、1点AF、ライブビューモード60fps時。
※2 FZ200の400mm（35mm判換算）でのAF速度との比較。当社測定条件。

高精度の236万ドット OLEDファインダーが細かなフレーミングをアシスト。 高解像約236万ドットのライブビューファインダーには応答速度が速く、きめ細かで美しい有機EL（OLED）ディスプレイを採用。
信号処理の高速化とあわせ、タイムラグを感じさせない高速表示により、動きの速い被写体もしっかり捉える。また、有機ELの持つ約10000：1以上の高コントラスト比性能により、明部・暗部の階調までしっかり確認しながらフレーミングすることが可能。
ファインダー/背面モニターの明るさや色合いの調整で、被写体をより忠実に映し出せます。視野率は約100％。ファインダー倍率は約1.88倍（35mm判換算:約0.7倍）の大型サイズを実現。画面の隅々まで気を配って撮影可能に。
さらに、アイセンサーを搭載し、ファインダーに眼を近づけると、モニター表示からファインダー表示に自動的に切換わり、ファインダーを覗いた瞬間に被写体に自動でピントを合わせる。
シャッターボタンを半押しせずにAFが作動するので、スピーディな撮影が可能に。

高精細で明るい92万ドットの液晶モニターを搭載。被写体の細部までチェックすることが可能。
視野率は約100％、画面の隅々まで気を配ってフレーミングした光景をそのままに撮影できる。可動式のフリーアングルモニターはサイドに約180度、上下に約270度回転し、ハイアングルやローアングルでも無理のない姿勢で撮影可能。