池上彰の大衝突 終わらない巨大国家の対立 (集英社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 池上彰の大衝突 終わらない巨大国家の対立 (集英社文庫) |
発売日 | 2013-04-05 |
製作者 | 池上彰 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
21世紀を読み解く上で見逃せない、巨大国家同士の対決をていねいに解説している。
本書で取り上げられているのは、「中国vs.アメリカ」「ロシアvs.アメリカ・EU」
「EUvs.アメリカ」「サウジアラビアvs.アメリカ」「中国vs.日本」という、世界
を動かす大国(と超国家組織であるEU)の将来と、相互の競合関係の今後である。
豊富な背景資料に支えられつつ、著者ならではの軽快な筆運びで文章が進んでいく。
一昨年刊行された単行本に、最新のデータ等を加えて書かれた本作は、わかりにくい
国際関係を理解するためのよき手引きだと言えるだろう。
個人的には、これまで守備範囲ではなかったEUとサウジアラビアについて詳しく
知ることができ、非常に参考になった。
本書で取り上げられているのは、「中国vs.アメリカ」「ロシアvs.アメリカ・EU」
「EUvs.アメリカ」「サウジアラビアvs.アメリカ」「中国vs.日本」という、世界
を動かす大国(と超国家組織であるEU)の将来と、相互の競合関係の今後である。
豊富な背景資料に支えられつつ、著者ならではの軽快な筆運びで文章が進んでいく。
一昨年刊行された単行本に、最新のデータ等を加えて書かれた本作は、わかりにくい
国際関係を理解するためのよき手引きだと言えるだろう。
個人的には、これまで守備範囲ではなかったEUとサウジアラビアについて詳しく
知ることができ、非常に参考になった。