関西電力「反原発町長」暗殺指令 の感想

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参照データ

タイトル関西電力「反原発町長」暗殺指令
発売日販売日未定
製作者斉藤 真
販売元宝島社
JANコード9784796688697
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

警察犬を使って、反原発町長を暗殺しようと考えた関西電力の話。

人に紹介された読んだ本です。

あまりに、考えることが幼稚で、最初はフィクションだと思っていた。
しかし、加藤さん、矢竹さんの実顔写真が使われており、初めて現実の話だと気付かされた。
暗殺計画は具体性があり、証拠を残さず、確実に町長を殺めるものだった。
警察犬養成所の有力者を警察から引っこ抜いてきてきたり…

関西電力への不信感はもちろんだが、地元の会社に対する不信感も募った。
冷却水のネックとなるエチゼンクラゲを、処理する地元業者。
回収したエチゼンクラゲを、取水側に戻すという話は、本当ならばあきれてしまう。
原子力が安全かどうか依然の話だ。

最終的に告発者の方が捕まってしまうのであるが、「犬での警備を他の発電所でも水平展開させる」のKの発言に欲を出してしまったのも、加藤さんの弱い部分であったのかもしれない。

人間の欲と、関西電力、週刊誌、報道機関。どれが一番悪なのか。どれも悪なのかわからなかった。

当事者でないものは他人事として、客観的に評価できるが、
この話の中の、登場人物になりたくはない。

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宝島社から発売された斉藤 真の関西電力「反原発町長」暗殺指令(JAN:9784796688697)の感想と評価
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