頼るな、備えよ――論戦2017 の感想

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参照データ

タイトル頼るな、備えよ――論戦2017
発売日販売日未定
製作者櫻井 よしこ
販売元ダイヤモンド社
JANコード9784478103180
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

 去年7月から今年7月までの1年間、「週刊ダイヤモンド」に連載されたコラムをまとめた一冊。去年8月の今上天皇の「お言葉」を承(う)けて月刊誌に寄せられた一文も併せて収められている。いつもながら、引き締まった文章には、常に自らを律し続けなければならないという著者の信条がそのまま投影されており、自ずとこちらの背筋も伸びるような思いがする。最近読んだ保守派の本に、評価4以下のやや意に満たない内容のものが続き、いささか気落ちしていたものの、久し振りに精神を奮い立たされるような思いがし、一気呵成に読み終えた。
 内容は多岐に亙るが、ここでは、「おわりに」でも言及がある、連日国会で審議され、メディアを賑わし続けた加計学園問題について触れておく。新聞・テレビの報道を見て、この問題の本質が何なのか、そもそもこれがそんなに大騒ぎするほどの問題なのか、という疑問を覚えた人は多かったに違いない。当然である。メディアはただ、安倍総理が国民の目の届かないところで悪いことをしたという印象を何となく人々に懐かせることが目的でこの問題を報道していたに過ぎないからである。彼らは言わば、火のないところに煙を立てようと躍起になっていたわけであり、まさしく「フェイク・ニュース」そのものである。そして、彼らの魂胆はただ1つ、いよいよ現実味を帯びて来た「憲法改正」を阻止することに他ならない。多くの衆愚が「フェイク・ニュース」にまんまと騙され、内閣支持率が急落したのを見て、朝日新聞を初めとする反日左翼メディアが、「どんなもんだ!」とばかりに、それこそ鬼の首でも取ったように鼻息を荒くして得意になっている様が目に浮かぶ。
 奇しくも今日は、広島に原爆が投下されて72年目に当たる。明日の朝刊を開けば、「不戦の誓い新た。」「平和の尊さを思う。」の類いの年中行事の如き美辞麗句が躍っているのであろう。断言するが、これらの言葉は、日本以外のどこの国の人間にとっても全く理解不能なものである。上記のような言葉が根本的に間違っているということを看破している日本人が、果たして

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