負けるはずがなかった! 大東亜戦争 の感想

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タイトル負けるはずがなかった! 大東亜戦争
発売日販売日未定
製作者倉山満
販売元アスペクト
JANコード9784757223400
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 軍事 » 軍事情勢

購入者の感想

ページ丸々ない。落丁多すぎ。内容分からず。著者にたいへん失礼

小学生のころから零戦や大和のプラモデルを作り、当時は戦記ものも読みました。山本五十六は日本とアメリカの国力差は10倍あるので、戦争初期にアメリカ太平洋艦隊の停泊地であるハワイの真珠湾を攻撃してその主力を叩き、アメリカの戦意を削ぎ、早期講和の持ち込もうと思っていたということでした。
しかし、真珠湾攻撃はアメリカ国民の厭戦気分を吹っ飛ばして、「リメンバーパールハーバ」のプロパガンダで世論を参戦に導いた。その上、航空機で戦艦を撃沈できることを証明し、航空機の時代が到来したことも証明した。
まさに、戦略が無いから大東亜戦争は敗北したのです。著者の言うとおり石油が必要なら、なぜ、オランダ領のインドネシアだけを攻撃すればよかった。当然、フィリピンのマッカーサーはアメリカ本国に応援を求めてくるでしょうが、参戦しないという公約で大統領になったルーズベルトがアメリカ国民を説得して日本と戦争ができたとは思いません。
また、山本五十六はドーリトル隊の東京空襲に狼狽して、アラスカのアリューシャンのダッチハーバー攻撃とミッドウェイとの2面攻撃というまた愚策を行い、ミッドウェイ海戦で大敗した。なんで、アラスカを攻撃する必要があるのか理解できない。そして、このアリューシャン攻撃で当時世界最高の性能の「零戦」がツンドラ地帯に不時着した。これを鹵獲したアメリカは徹底的に分析して、その後の戦法を編み出し、開発中のグラマンF-6Fヘルキャットなどに生かした。このアリューシャ作戦がなかったなら零戦はまだ威力を発揮できたはずである。
 その後のガダルカナルを巡るソロモン航空戦は、ミッドウェイの後にまだまだ残っていたベテラン搭乗員を消耗させた。
そもそも、太平洋の島々を占領したが、それの補給も考えずに戦線を広げた愚策、もう、負ける戦略としか言えない。
 空軍を日本に創設するのを妨害したのが山本五十六とは知らなかった。
 この本は、スターリンがいかに帝国陸海軍を恐れていたか、また、アメリカも恐れていたことも客観的に説明されている。

1 ソ連の立場から見ると日本はどういう国だったのかという視点で書かれているので
 今までの大東亜戦争史とは全く違った我が祖国日本の姿を見ることができる。知的
 興奮に満ちているというほかはない。真実を知ることの興奮である。

2 従来も、大東亜戦争での日本の勝利の可能性を扱った著作は有った。思い出すだけでも
 「太平洋戦争 こうすれば勝てた」小室直樹 日下公人
 「帝国海軍の誤算と欺瞞」ほかの一連の著作 佐藤晃
 「日本は勝てる戦争になぜ負けたのか」 新野哲也
 などに指を折ることができる。その中に有っても、この倉山氏の新著は際立って論点が
 明瞭で当時の日本と諸外国の状況、政治家の本当の姿がよく理解できる。

3 それにしても、わが日本は民度の高い国民によって構成される国家であるにもかかわらず
 なぜ政治家や軍の高官に裏切り者が多いのであろうか。倉山氏の、この新著でも、その疑いが
 濃い人物が挙げられている。彼らが勝てる戦いを敗亡に導いたのである。

  今でも人気の海軍の提督に関しては、阿川弘之三部作の罪は重いという。また、いわゆる
 支那事変の解決の道を閉ざしながら(陸軍は懸命に収束を図ろうとする中で)東京裁判では
 キーナンから 「平和の使徒」と誉められた海軍大臣も紹介されている。

  陸軍参謀から戦後は大商社の重役になった人物(昨年の「正論」11月号で佐々敦之氏が
 この人物がソ連のスリーパーであった旨の記事を書いている)がでたらめな作戦を立てていたが、
 現場が強く、大陸打通作戦は昭和19年という時期にも関わらず為し遂げてしまう(岡村寧次将軍
 指揮)。ようやく戦争末期になって、この人物から参謀が堀栄三に代わると、ペリリュー島、硫黄島では
 負けながらも、アメリカ軍の損耗率が大きく高まっていることなども指摘されている。

3 日本が、中国を侵略したというが、とんでもない過大評価だとも指摘される。真面目に侵略する

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