黒衣の刺客 [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトル黒衣の刺客 [Blu-ray]
発売日2016-03-02
監督ホウ・シャオシェン
出演スー・チー
販売元松竹
JANコード4988105104082
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

購入者の感想

感情移入しにくいのは確かですが私はとても楽しみ、映画館を出て数日余韻に浸りました。ストーリは一緒に育ち強い思いを寄せていた許婚と政治がらみでで破断した、強い情熱を内に秘めるタイプの娘を親が危惧し、導師に預けたら、その導師が暗殺者をそだて政治をコントロールしようとする人?で、暗殺者に育てられてしまったという話で、それさえ理解していれば、大筋楽しめると思います。背景は江戸時代の参勤交代の様な制度が無く?広大な土地を収めるので地方の反逆に中央政府が非常に警戒しているという背景です(唐:楊貴妃の時代)。
ワイヤーアクションは非現実的なものでは無く、しかし本格的です。ただアクション映画として機能する程のシーンの数では無く。恋愛が絡んでるわけですが、20代の女の子が満足する程でもありません。シーンの間が監督独特なため感情移入しにくいのも特徴です。その辺が評価が分かれると原因だと思います。
テーマは深い悲しみを内に押し殺して生きている人々なのではないかと思います。ですので私は容易に感情移入出来ないのも悪くないと思いました。中国の大飢餓、文化大革命、天安門事件などを生きぬき、極一部の富裕層になれなかった監督と近い年齢の中国の人々と関係があるのでしょうか?(監督は台湾人)。文芸系映画とアクション映画を混ぜた様な映画と感じました。観た後色々議論したくなる仕掛け?セリフも有ります。アクション映画が大好きだけど、最近文芸系の方に寄ってきた自分には理想の映画でした。私は数日余韻にひたりました。ちなみにカンヌで監督賞を取ったみたいですが、フランス映画は私は苦手です。唯一文句を言えば監督が親日家?なのか日本の寺院を使うシーンが有り、それが私にも数か所良く判り、中華料理屋に行き美味しい納豆食わされた気分になりました。多分、原作と設定が弱冠違うと思います。

YHOO映画の書き込んだものと基本同じです。

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