花とアリス殺人事件 [Blu-ray] の感想

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予備知識なしで、たまたまテレビで特集してるのを見て、綺麗な映像だなーと思ったのが第一印象で見に行きました。久々の映画でした。
みなさんみたいに、どういう人が作ってとか細かい経緯とかはよく知らないんですが、すごくいい映画でした。いろいろ経緯がある映画のようですが、これ一作で楽しめます。

内容については見てのお楽しみ…ってことで、何というか、アニメと実写の良いところだけを合わせたような表現で、非常に雰囲気がよくて好感が持てました。普段は、いかにもなアニメも見れば、実写も見ますが、こういう作品って意外に少ないですよね。惡の華とかが、似たような部類に入るんでしょうけど、背景の雰囲気など作品に合わせてアプローチが少し違う感じがします。こういうの、もっと増えてくれるといいんだけど…。こういうのめっちゃ好きなんで。
ちなみに主人公たち、ビジュアル的に結構可愛くて、そこいらの萌えアニメより萌えます。

でも、作品としてはスターウォーズのような壮大さもなければ、特別変わったことが起きることでもなく、女子学生の日常を描いているので、あまり大きく一般受けはしないんだろうなーとか思ってみてました。隠れた名作だと思います。
映画館を出たときは、「アー面白かった！」というよりは、なんかしんみりとしたいい気分になりました。ほろ酔い気分？そういう気分を味わいたい人向けかな。
実はブルーレイ買ってから、一度も見てないけど、見る機会を大事にとっておいてるんです。そういう気分を味わいたいとき、ちょっと特別な感じで見ようと思います。だから、画質の良いブルーレイで新品で購入しました。

小説版が映画館で売ってたのでつい買ってしまいましたが、大好きな乙一さんで驚きました。