℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ ~Thank you team℃-ute~(初回生産限定盤) [Blu-ray] の感想

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「The curtain rises」で幕が上がる。開演前から暖まっていた空気は一気に加熱する。もう観られないと思うと、思いは加速する。もうこれだけのパフォーマンスが期待できるアイドルが出てくるのは難しいであろうと再認識させる「夢幻クライマックス」、愛理が千聖と目を合わせ感慨深げに瞳を閉じて余韻に浸る圧倒的ツィンヴォーカル「悲しきヘブン」、参加したteam °C-uteとしてのプライドが垣間見える大合唱のある「JUMP」。そして、最後は心を込めたアカペラ「たどり着いた女戦士」(抜粋)。

５人の凜とした姿に感動した。
思い入れがあればあるほど、その感動は深くなる。

ラストコンサートなのに、今がピーク。
解散せずに続けていけば、どうなっていったのだろう。
アイドルの範疇からはみ出して、°C-uteというジャンルができたのではないか、と思わせられた。
もう観れないのか・・・

昨年8月の解散発表以来、テレビやラジオ、雑誌のインタビューなどで、メンバーは
「さいたまスーパーアリーナでは、℃-uteの集大成を見せられるように…」
と、繰り返し話していました。
そして6月12日、初めてのSSA単独公演で、その言葉通り、最高の集大成を見せてくれたのでした。

ライブが終わり、℃-uteは解散してからのこの4ヶ月、BSスカパーを録画したDVDを何回も見ていましたが、やっぱりBlu-rayは音も画も素晴らしい、迫力が違う!
本当にカッコいい！本当に美しい！
新鮮で大きな感動でした。
無数の5色のペンライトに囲まれて、歌、ダンス、ビジュアル…全てが最高レベルのスペックの℃-uteが、最後まで高い集中力を持って繰り広げた最高のライブです。
「To Tomorrow」は何度見ても胸に堪えます。

編集も随所で少しずつ変わってるし、BSスカパーで一部読めなかったエンドロールは大きく映ってバッチリ読めます。
約185分。

特典映像は約13分。リハーサル、バックステージが見られます。

Disc 2は、2017年6月11日、グランドプリンスホテル新高輪「飛天」で行われた、結成12周年記念ディナーショー。約100分。

生バンド(ギター、ベース、ドラム、キーボード、ヴァイオリン)によるジャジーなイントロに導かれて、愛理ちゃんが「こんな時代になーぜー人は…」と歌い出す声の素晴らしいこと!
そして、ドレスを着たメンバーの美しいこと!

ダンスはほとんどなく、豪華なシャンデリアの下、フォーマルな観客に囲まれる中、℃-uteの歌、新鮮なバンドアレンジ(アコースティックではないです)、クリアな映像でメンバーの美しい姿を楽しめる内容です。

Disc 3は、2017年5月6日、中野サンプラザの「℃elebration」。約120分。
℃-uteの最後のツアー、思い出がたくさんある中野サンプラザでの最後のライブです。
編集も適度で、カットの切り替えが少なく、メンバーの表情がしっかり見えます。