安倍晋三「迷言」録: 政権・メディア・世論の攻防 (平凡社新書) の感想

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参照データ

タイトル安倍晋三「迷言」録: 政権・メディア・世論の攻防 (平凡社新書)
発売日販売日未定
製作者徳山喜雄
販売元平凡社
JANコード9784582858020
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

タイトルで「ぞう」しか合ってませんが、この本を読んで、ますますこの安倍晋三という人は、
マジでヤバい人物だという事を確信した次第です。
この本自体は他の方も書かれているように、安倍氏の「迷言」をかき集めて面白可笑しく書いているわけではなく、
第二次、三次安倍政権がやってきたことを全体として振り返ることで、我々の現状認識をしっかりさせようという意図で書かれており、
その意味で、『安倍晋三「迷言」禄』というタイトルはちょっと出版社のやり過ぎなのではないかという気もします。

ただ安倍氏の発言がどうして「迷言」になってしまうのか、その根本は、一つはっきりと理解出来ました。
というのは、安倍氏は常に自分の本当に言いたいことをストレートに言えておらず、かといって本人の中では、
言い回しの妙で、実際は言いたいことも密かに盛り込んでいるつもりだ、ということです。

安倍氏には、常にその瞬間瞬間を「俺は勝った」と思い込みたい性質があるようです。
全てがその場その場で、安倍氏本人の感覚として「俺は勝ったぞ」と思えるかどうかが全てなのです。
とにかく「負けた」と思いたくない、その一点で全て説明が付く気がします。
それはネット上で言いたいことだけ言い、人の意見には一切耳を貸さない
ネトウヨのそれに近い感覚だと思います。

普通なら後で自分の発言や振る舞いを思い返し、恥ずかしさで消えたくなるような行いばかりなのですが、
もはや安倍氏は過去を振り返ることはしません。
本当に瞬間瞬間で、過去の事は忘却してしまうのでしょう。
どこかで、そういうテクニックを身に付けさせられたという見方がしっくりくるかもしれません。

安倍氏が、たった一度の自分の人生、やりたいようにやっているというのはある意味、事実でしょう。
ただその人が総理大臣であるということが、日本国民にとってはただただ不幸です。
安倍氏も血筋のせいで、このような狂った人生を歩まなければならなくなったとも言えるかもしれません。

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