HG 1/144 ガンダム G-セルフ (大気圏用パック装備型) (ガンダムGのレコンギスタ) の感想

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参照データ

タイトルHG 1/144 ガンダム G-セルフ (大気圏用パック装備型) (ガンダムGのレコンギスタ)
発売日2014-09-30
販売元バンダイ
JANコード4543112932280
カテゴリホビー » カテゴリー別 » プラモデル・模型 » ロボット

購入者の感想

主人公の弾けるような若さを体現したような、エネルギーに満ちたデザインは素晴らしい
‥初めて見た時はあまりピンとこなかったんですけどねw

劇中では搭乗者の感情に反応するようにナゾのパワーを発揮したり、なにやらすごいワザ(兵器というかワザ)をだしたりするのですが
それについて特に説明はないものの、「まあ、Gセルフだし」で納得させられる(個人差あり)
そんなパワーをもったデザインだと思います。

MSはミリタリー要素との相性の良いメカが多いですが、
このGレコシリーズはSF要素が強く、美しいデザインのものが多いでしょうか。
光沢仕上げでぴっかぴかに仕立ててあげたいと思ってます。

不満な点としては、肩まわりの可動部分のつくりが簡素な為
動きの制限が多いうえ、はずれやすい事ですね。
HGなのである程度は仕方ないとは思いつつ、他のHGシリーズに比べちょっとあんまりじゃないかな、と。

MG化への期待をこめて、★4つとさせていただきます。

キットはオールガンダムプロジェクト準拠の手堅い設計だと思います。
流石、ガンダムのバンダイです。

鬼の角のようなアンテナは安全対策のためにかなり丸くされています。
ここは削り出してシャープにしないと…。普段のガンダムキットのようにフラッグ処理ならばフラッグ除去のみで見栄えはよくなるのですが、アンテナ全体を削り出す作業は結構気を使います。
あと、パーツの抜け方向に制限を受けて一部のモールドが甘かったり、無かったりします。塗り分ける前にタガネ等のツールで彫り直した方が良いでしょう。

太腿の横ロール可動の可動域が狭いですが外装パーツを加工すれば何とかなりそうです。(A1-15、A1-13の干渉部位を削合、整形すれば良いだろうと思います)

と、ここまではモデラー各位の作業で何とかなると思うのですが、私にとって大きな問題が…。
このキット全般にタッチゲート風(タッチゲートはダンボール戦記のキットに導入された手でもぎ取るゲート方式かと)のゲート処置がされているのですが、全てのゲートが同様に処置されているわけではなく、一部には太いゲートが付いています。ニッパーで切り出そうとするとテンションがかかり、切り出している以外のゲートが勝手に外れてしまうという…。自分でコントロール出来ない事態に少しストレスがかかりました。なんで通常のゲート処理にしなかったんだろうか??

武装のライフルはシール補完が全くありません。せめてフォトンラインだけでも入れて欲しかったなと。
私は色補完用のシールはほとんど使用しないのですが、UV発光するフォトン装甲部はシールを使用しました。

シールドは腕との装着部にジョイントが無く、グレーの基部パーツの篏合力のみで挟んだだけの状態です。これも結構謎な処理方法かと思います。

重箱の隅をつついてレビューしましたが、プロポーションも良いし出来の良いキットだと思います。
模型誌的に言えばマッシブな体型といいますか、なかなか魅力的なデザインです。

造詣自体は大好きです
しかしその他の問題が多すぎる気がします
特に作りが初期のHGより酷いんじゃないかと思う程

膝の関節は説明書のとおりに組んだとしても確実に白化する
というのもジョイントの直径の微妙な誤差で摩擦を起こすものではなく、はめ込む部分に余計な「盛り」をつけてジョイントを押しつぶしながらはめ込みます
これのせいでジョイントとはめ込む側に余計なテンションがかかり白化してしまうのです
かといってその余計な「盛り」の部分を削ってしまうと関節がすっかすかになってしまいます
自分はちょうど見えない部分が白化したので難を逃れましたが、膝裏などに出来てしまうと悲惨な事になるのでは

その上に膝のブラックライトパーツなどは上からストンと置くだけでゆるゆるです
これは駄目だともう一本の足はゲートを少し残してはめると、なんとかはまってくれました
つまりゲートを綺麗に処理すればするほど綺麗にはまらなくなります

そしてシールに頼りすぎ
ブラックライトで光る部分の下はほぼシールです、少しの段差もなくまっ平ら
ここはいくらHGでも色分け出来ただろ、と思う部分もシールに頼ってます
頭のパーツなど「何だこれ?」と思いました
というのも赤の部分は色分けされてるのに、その上から黒・赤・青一体型のシールを貼り付けるなど腑に落ちないのです
曲線部分に張るにもかかわらず切れ込みすら入って無く、これなら分割してシールにすればよかったのにと思います
そこまでシールの分割が難しい構造でもありません

そして一番呆れたのは手の甲のパーツ
黒いパーツなのですが、その上から白いシールを張って殆どを覆い隠してしまいます
なら最初から少し組み合わせを変え白い成型色で作ればいいのでは?と思わざるえません色分けに関しては完全に思考停止してるのでは?

顔が少し違うなどはHGですので気にはなりませんが
むしろそれ以外の問題が多すぎて、とても最新のHGシリーズとは思えない出来です

合わせ目消し・塗装する方向けレビューです。

主な合わせ目部分ですが、ライフルはもちろん頭部上面、胴体横、肩、太もも、脚、脚横のフォトンバッテリー?部分、バックパック。
G-セルフは丸みを帯びたデザインなので、スタンダードなガンダムタイプと違いモールドっぽくしてスミ入れで済ますのは違和感が出るかもしれません。
特に太ももと脚の側面ははっきり出るので合わせ目消し推奨です。

本体の白は、カラーガイドではホワイト+少量のグリーンとなってますが、劇中ではホワイト+少量の青っぽいのでどう再現するかは悩む所です。
(数話しか放送されてないので、背景による映り込み描写で青に見えた可能性あり)
部分塗装はライフルの白、黄色、オレンジ、シールド裏のグレイ
本体は頭部の青・赤・黄色・黒、胴体の青、肩の黄色、手の甲の白、関節の青、脚の青、足の白と結構細かい箇所必要です。

形状はツノを尖らせるだけでかなりかっこよくなるかと。
ただ劇中ではかわいい顔でしたが、HGでは凛々しくなってるので好みは分かれそう。
最近のHGの主役機なのでもっと簡単に作れると思いましたが、意外と手間のかかるキットで作りごたえも有り、面白かったです!

購入前の参考になれば幸いです。

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