MW 手塚治虫文庫全集(1) の感想
参照データ
タイトル | MW 手塚治虫文庫全集(1) |
発売日 | 2016-02-26 |
製作者 | 手塚治虫 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL |
購入者の感想
手塚治という天才は、アトムやジャングル大帝、リボンの騎士のような一見優しい漫画を書くが、ファウストや火の鳥、どろろなど、恐ろしいほどリアルな人間性をもつきつけてくる。 この人はどれだけ苦しんだのだろうか? こんなことまで予見していたのだとしたら、やはり書かずにはいられなかったのだろう。 実験的なコマ割りやイラスト遊びをやりながら、こんなマガマガシイものを軽く書いてしまう強さ。 漫画を文化にしたのは、やはりこの巨人あってのことだ。 それにしてもこれは、本当に恐ろしい作品である。