一週間フレンズ。 の感想

山﨑賢人がバカでおっちょこちょいな三枚目の役を演じている。担任の先生を始め、桐生や九条などイケメン、爽やか系を周りに配して、山﨑の三枚目ぶりを際立たせようとしているのはよくわかるのだが、残念ながら三枚目になりきれてはいない。背が高くてスタイルもいいイケメンと来ているから、ヘアサロンの娘が惚れるのも無理はなくて、三枚目の悲壮感が感じられらなかったのがマイナスポイント。三枚目は本当に過酷で厳しいものなのだ。

一方の川口春奈は相変わらずとてもかわいくてほっておけない存在で、山﨑の献身的な行動が川口に過去と真正面に向き合う力を与えたようだが、いくら記憶障害とはいえちょっと暗くないか？（寂しすぎる毎日）、それと、健忘症のきっかけとなった原因も少し弱い気がする。しかし、青春学園ものとしてこの作品は「清く、正しく、美しく」を貫き、とてもさわやかな印象を残したものとして、特に若い人にはお勧めの物語りです。

原作もアニメも観てない人にとっても、基本俳優さんの演じる実写映画を観ている人にとっても、
及第点以上のクオリティは出ているんじゃ無いかなと思います！（ニッコリ

私的には若干祐樹くん役の舌足らずぶり？には慣れるまで1時間かかりましたが、
香織さんのかわいさは十二分に表現出来てたかなと思いますが、
やっぱり元々ですが、幼なじみのかわいい沙希ちゃんが不憫すぎるのはしょうがないですね（白目
まあでも女子力磨き足りなくてアタックしなかったのが原因やし、しゃーなしやろ（すっとぼけ

けっこう内容は端折られていて、桐生くんをはじめとしたおよび屋上準レギュラー組の出番はがっつりカットされてますが、物語の根源というかきっかけ的な部分はきちんと消化された上で卒業までいってエンディングとなる仕様です（キリッ

まあ正直アニメの方が雰囲気好きでしたが、2時間に収めたということで
考えればよくまとまってた方だと思います（キリッ

実際こうもきっちり定期的に記憶を失ってしまう病気があるのかと思ってしまいましたが。物語としては青春してました。

映画の好みは人それぞれですが私は好きです。
山崎賢人さんの演技も良かった。
香織さんを後ろから抱き締めるシーンは大切な人を
抱き締めていいのかっていう戸惑いでぎこちなさを出しながらも
絶対に守るっていう気持ちが窺えました。
純粋な青春時代の切ない映画にスキマスイッチの「奏」が合っていて更に
切なく涙しました。良かったと思います。