投手論 (徳間文庫) の感想

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タイトル投手論 (徳間文庫)
発売日2017-07-07
製作者吉井理人
販売元徳間書店
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カテゴリ » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » スポーツ

購入者の感想

理論派で知られる吉井コーチの投手論。現役時代は結構無頼派のイメージだったが、野村監督との出会いやメジャーでの経験を経てすごくいい歳の取り方をしたという印象。ダルビッシュなど教え子についての論評も面白くて良書だと思います。

吉井氏は投手として近鉄やヤクルトなど、そしてメジャーに入団し、引退後は日本ハムやソフトバンクで投手コーチを務めている。
野村、仰木、権藤という指導者や、野茂、古田、ダルビッシュらと接してきたので非常に経験豊富で、
そして頭が良く理論派である。

この本は吉井氏がこれまで接した名指導者、名選手とのエピソードを交えて投手理論を展開したもの。
前作の投手論は日本ハムコーチをいったん退団した直後に著されたようだが、現在は復帰していて、これは加筆版である。
文章もどんどん読んでいきやすい。

プレーを1章ずつ章立てして順番ごとに投手理論を解説するという形ではなく、
接してきた監督やコーチ、選手が文章に出るごとにそれに合わせて理論を展開するという形式。
投手で大事なことは、ボールをコースにコントロールすること、
力の入れ具合をコントロールすること、そしてマウンドで感情をコントロールすることの三つで
この本では感情、メンタルについてを特に説いているので
実際に投手をやっている人には大変参考になりそう。

現役中、試合中に言い合いになった監督も中にはいるが、
この本ではその監督も自分のことを考えて、してくれていたと述べ、必ずフォローしていて
吉井氏が今までのどの監督もコーチも、尊敬していることがわかる。

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